タイソーセージの種類と正しい食べ方1

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タイソーセージは何種類?

日本のみなさんがタイソーセージと呼んでいる食品は次の6種あります。

・西洋式ソーセージ(サイクローク)
・東北式タイソーセージ(サイクローク イサーン)
・北部式タイソーセージ(サイウア)
・クンチアン(中国式ソーセージ)
・酸肉(ネーム)
・肉かまぼこ(ムーヨー)

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日本人がタイソーセージと呼ぶ食品は、東北式ソーセージ(サイコーク イサーン)、北部式ソーセージ(サイ ウア)、酸肉(ネーム)、香腸(クンチアン)、豚ソーセージ(ムーヨー)の5種がある。今回はその中から豚ソーセージの話。レシピ付き。

このうち、ネームとムーヨーはソーセージではありません。
日本人の勘違いです。
日本人は魚肉ソーセージの影響かチューブに入った長い物をソーセージと呼ぶ傾向にありますが、そもそもこの2つは本来、チューブにも腸にも詰められていないし細長くもありません。
薬品をたっぷり添加したチューブ入りの工業製品が出回るようになったのは近年のことです。
ようするに本当のタイソーセージは東北式と北部式の2種、ということになります。

本来のムーヨーとネーム(右)はこんな形

本来のムーヨーとネーム(右)はこんな形

ネーム、ムーヨー、クンチアンについては別の記事で取り上げていますのでここではまず、最もよく食べられ、タイソーセージの代表、と言っても良い東北式ソーセージについて説明します。

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東北式タイソーセージとは

タイの人たちは数十年前まで、自分たちが飼っている家畜を屠って肉を得ていました。
肉は貴重でしたが、一度家畜を屠ると大量の肉が得られます。
その日の内にはとても食べきれない。
そこで、酸肉、干し肉、肉そぼろなど、様々な保存方法が考えられました。
サイクローク イサーンもまた肉を有効に利用するため工夫された食べ物の一つ。
サイは「腸」、クロークは「流し込む」、イサーンは「東北」。
つまり、東北の腸詰め、東北ソーセージの意味です。

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東北式タイソーセージの正しい食べ方

調理済みの東北ソーセージは市場やフードコートなどで売られています。
おやつ感覚でそのままかじってもよいのですが、本来、おかずなのでもち米(東北地方はもち米が主食)に添えるのが正しい食べ方です(東北ソーセージを売っているところにはたいていもち米も置いてあります)。
もちろん酒の肴にしてもかまいません。
東北ソーセージを買うと必ず添えてくれる、キャベツ、新ショウガ、漬けショウガ、唐辛子、パクチー、などを添えると美味しさが引き立ちます。
ただし、これはサイクローク ムー(豚)と呼ばれる中身が肉で出来ている本家東北ソーセージ。
ご飯や春雨が主体の大衆東北ソーセージはおやつ感覚でそのまま食べることが多いです。

丸いの長いのずんぐりしたの色々ある

丸いの長いのずんぐりしたの色々ある

 

市販されている未調理東北ソーセージの食べ方

スーパーでは真空パックされた商品が販売されています。
価格は通常サイズ12個(800g~)で150B前後。
高いものほど良いわけではありませんが、単価を抑えるため混ぜものをした商品もありますのであまり安いものにはご用心。
安物は安物でそれなりにおいしく頂けますけどね。

食べ方は以下の通り。

1. レンジでチン。表面が黄ばみ脂肪や糖分が滲み出る程度に熱を加えます。
2. 炭火で焼く。これが一番ですが難しいですよね。
3. 油で揚げる。面倒ですが酒の肴には良いです。 

保存の仕方と保存期間

常温だと1~2日。
冷蔵庫だと2週間(冷蔵庫で保存しても発酵は進みどんどん酸味が強くなっていきますのでこれくらいが限界)。冷凍庫だとかなり持ちます。冷蔵庫で解凍、調理、という手順です。味はそれなりに劣化します。

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東北式タイソーセージ(サイクローク イサーン)の作り方

作り方は簡単。
まず赤肉と脂身を細かく叩き、ご飯粒、にんにく、塩を加えて混ぜ、腸皮に詰める。
次に紐(本来はポーという植物の繊維)でくびれを作り日に軽く干すだけ。
朝とりかかれば夕方には焼いて食べられます。

ご飯粒を混ぜるのは肉の量を減らすためではなく、発酵させてまろみと酸味を出すため。
発酵が進むと酸味が強くなるので長期の保存はできません。

キャベツとショウガは欠かせない

キャベツとショウガは欠かせない

参考までにタイ語サイトにあった作り方を訳しておきますが分量はあまり信じない方が良いと思います。

・豚肉と脂身  1キロ
・冷や飯  2杯
・ケーシング(腸皮)
・パクチーの根  3本
・ニンニク  20片
・黒胡椒  大さじ1
・白胡椒  大さじ1
・砂糖  大さじ1
・塩  大さじ1/2
・化学調味料

以上。

タイソーセージの種類と正しい食べ方2に続きます。

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