《究極の健康食品》珍味の王様ツバメの巣

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現在の世界三大珍味は、キャビア、フォアグラ、トリュフと書かく人が多いのですが以前は、ツバメの巣、熊の掌、フカのひれ、の名がよくあがりました。中国で千年以上にわたり至高の健康食品として珍重されてきたツバメの巣の話です。

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知る人ぞ知る超高級食材ツバメの巣(燕窩、燕巣)

世界中の食べ物から珍味中の珍味を一つ選ぶとしたら、やはりツバメの巣じゃないかな。
なぜなら、食べ物というのは普通、命ある生物のこと。
でもこれは鳥の巣。
食べ物ですらない。
しかも、入手困難で高価。
人が血を流してまで奪い合い、究極の健康食品と謳われ、歴史がある。
これ以上の珍味はないと思いませんか。

*ツバメの巣を作るのはアマツバメ科のアナツバメで日本のツバメとは全く別種。
体長は13センチほど。
タイ南部はツバメの巣の有名な産地です。

ツバメの巣の味

ツバメの巣に一つだけ足りない物があるとすれば味。
肝心の味はほぼ無味でおいしさとは無縁。
食感はふやけた春雨。
残念ながらわざわざ高いお金を出してまで食べたいと思うような味ではありません。

ツバメの巣の効能

でも、その欠点を補ってあまりある長所とされるのが美容健康効果。
ムチン、シアル酸を豊富に含み、免疫力向上、滋養強壮、老化を遅らせ若返りを促進、それに伴う美肌効果。
どこかに効くというより根底からトータルに健康を底上げすると言われています。

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ツバメの巣はなぜ高い…価格

ツバメの巣は物にもよりますが100g3~4万円。
こんなに高価な理由は採集が困難だから。
アナツバメは海岸に近い断崖絶壁や洞窟の高い天井に営巣するので採集は命がけ。
ときには死亡事故も起きます。

ツバメの巣の採集は困難を極める

ツバメの巣の採集は困難を極める

*ツバメの巣、以前は天然物しかなかったわけですが、近年になって洞窟に似せた構造のビル、通称{おツバメ様コンドミニアム}を建てツバメの集団を呼び込み営巣させる手法が開発されました。
採集が容易で危険もない。
ツバメコンドミニアムがあちこちに建てられるようになってツバメの巣の流通量が増えたそうです。

どこで買う、どこで食べる?

基本、ツバメの巣は中華料理店で食べます。
料金は1椀300バーツ程度から。
店の格、巣の質、含有量によって大きく異なります。

屋台や一般食堂で食べられることもありますがほぼ偽物と思ってください。
あるいは限りなく0に近い含有量、もしくは巣の屑。

本気でツバメの巣の美容健康効果を期待するなら巣を買って自分で調理するのが一番です。
巣はショッピングセンターでも売っていますが、やはり中華街の専門店が確実。
1回分4g程度。
100gで約一か月分です。

食べ方
調理は簡単。器に氷砂糖と戻した巣を一摘み(4g)程度入れて蒸すだけ。
あるいは器にスープとツバメの巣を入れて蒸します。

これは家に来たツバメ

これは家に来たツバメ

ツバメの巣の安物に本物なし

ツバメの巣は金になるのであれやこれやの手法でインチキが行われています。
重くするためにクリームを塗りつけたり、ひどいのになるともはやツバメの巣ですらなく、ガム(サポディラの樹液)から作るというのだから油断なりません。
屋台などでツバメの巣のスープを食べて「元気が出た!」と喜ぶ幸せな人もおられますが、ツバメの巣に安いものなし。
食べるのなら信頼のおける店でどうぞ。

*以前、タイ国燕巣協会は、その偽物のために年間莫大な損害を蒙っているとして政府に調査を求めました。
政府機関がリゾート地パタヤにある有名中華料理店9件を捜索したところ、そのすべての店で偽燕巣が発見されたそうです。
料理店の主な客は中国人で、燕巣1椀3000Bで提供していたのだとか。
有名料理店ですらこれですからね。

コンビニで手軽に味わえるツバメの巣

日本ではあまり馴染みのないツバメの巣。
タイではテレビコマーシャルなどによってその美容健康効果が広く知られています。
瓶詰ドリンクがコンビニの冷蔵コーナーに並べられているのですから相当なものです。
お値段は30㎖の小瓶が90バーツ前後。


タイの人たちは疲れたときなどにこれを買って飲んでいるようです。
ツバメの巣のスープとはどういったものか手軽に味わってみたい方にはよいかもしれません。

ちなみに、デパートやスーパーで売られているツバメの巣の瓶詰めドリンクセットはお歳暮、病気見舞いなどの贈答品として根強い人気があります。

*これらのドリンクには「ツバメの巣100%」と書いたものをよく見かけますが、これは「本物100%のツバメの巣が使われている」の意味で、成分として100%含まれているわけではありません。

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