よくわからないフルーツも多いと思われるので、フルーツごとの旬と特徴をまとめてみた。
インドナツメ 11~2月
食べやすく爽やかな甘味。
目を瞠るほどではないけれど微妙にうまい。
リンゴやナシになじみ深い日本人にはとてもわかりやすい味。
タマリンド 11~3月
タマリンドは豆科の高木で、その豆果を食用にする。
ほどよい酸味でねっとり甘い。梅干をまぜたアンコ?
ドラゴンフルーツ 7~11月
ジューシーでほんのり甘くゴマのような種のプチプチ感が爽快。
よくキウイの食感にたとえられる。
若詰みしたものは味が薄く、完熟してからもいだものはしっかり甘味がある。
ドリアン 4~9月
ご存じ臭くて甘あああいフルーツ界の大王。
ノイナー(釈迦頭) 7~9月
酸味を含まないストレートな甘さ。シュガーアップルともいう。
果肉はごく柔らかくざらついた食感でアップルというより洋梨に近い。
かじれば爽やかで甘いジュースがじゅるじゅるっと口に広がる。
日本での知名度は低いけれどトロピカルフルーツベスト10に入れてもいいくらいおいしいフルーツ。
パッション フルーツ 7~11月
食べるというより飲むフルーツ。
酸味と香りが素晴らしい。
マンゴー 2~7月
最初に出てくるのは人気のドークマーイ種。
マンゴー本来の旬は4月、5月。
マハーチャノック、チョークアナン種は遅く、5月から7月にかけて出回る。
10月頃にドークマーイ種の2期目の旬が始まる。
マンゴスチン 5月~8月
世界三大美果の一つにして果物の女王。
適度に甘く適度に酸味があって口当たりが良くジューシーで誰にでも親しみやすい味。
一言でいえば天国の味。神は人類に罪な果物を与えたもうた。
ライチ 5~6月
少し癖のある温かな香り。甘酸っぱい白い果肉。
かじればジュースがあごからぽたぽた落ちる。
フルーツ界のプリンセス。
ランブータン 4~11月
柔らかな甘味でジューシー。
旬は4月~8月。
でも北部の市場では庭先に採れたものが12月ぐらいまで出回る。
ローズアップル 1~6月
サクサク、シャリシャリ、スカスカ。まるでスポンジに例えたくなるような食感。
味は、ほのかな酸味にほんのりした甘味。
輪郭明瞭な味で強い個性を持つほかのタイの果物たちに比べるとかなり異質。
さっぱりとして後を引かない味と小気味よい食感が清涼感を誘うせいかタイの人たちには人気。
ロンガン 7~8月
竜眼。味は甘い。ひたすら甘い。
香りのある甘露飴なんぞをしゃぶっている感じ。
ロンコン 6~10月
透明感のあるほどよい酸味と香り。清楚な甘味。
ライチやランブータンのように果汁が滴るほどではないものの、適度にジューシー。
「上品な甘さが最高!」と、はまる人が多い。
****************
コメント