ジャックフルーツ、ラムット、スターフルーツ、グァバ、ジャワフトモモ…。
数えてみるとタイには40種以上の果物が出回っています。
で、今更ですがタイでぜひ食べてみたいおすすめ果物ベスト10。
基準は 「うめええええ」 と声をあげたことがあるかどうか。
1. ドリアン(トゥリアン)
話題性を含め、果物界の大王だけは食べておきたい。
代表的品種はカーンヤーオ、モーントーン、チャニーの3種。
初心者、中流はモーントーン、お金持ちはカーンヤーオ、庶民はチャニー、が定番。
2. ロンコン
日本人の心を妙にくすぐる清楚さのある果物。
今まで「まずい」の声を聞いたことがない。
甘味と酸味のバランスに優れている。邪魔な香りがないことも評価。
本場深南部産のものがおいしい。
3. ザボン(ソムオー)
知られざる名品。いいものに当たれば、うめええええええ、間違いなし。
地味だけれどもっと評価されてもいい果物。
4. リンチー(ライチ、レイシ)
もぎたてが一番の果物なので本当のおいしさを知る人は少ない。
チャカパット種は皮が厚くて日持ちがよいものの甘さが雑で香りも今ひとつ。
ホンフイ種は皮が薄く日持ちが悪いものの、味、香りのよいリンチーらしいリンチー。酸味は強め。
5. マンゴー(マムアン)
たまの贅沢ではなく日常の果物としてのマンゴー。
2月、有名なナームドークマーイを皮切りに、キオサウーイ、キオヤイ、5月のオックロン、6月のマハーチャノックと続く。
青マンゴーもおすすめ。極甘タレ(ナムプラーワーン)との組み合わせはタイ人の大好きなおやつのひとつ。
6. マンゴスチン(マンクット)
美しい形。神々しい色。ほどよい酸味。ほどよい甘み。
万人に愛される果物の女王。非の打ち所がない。
そこがかえって残念なのでこの順位。
7. ランブータン(ゴ)
赤いウニにパーマを当てたような奇妙な外見。
切ると滴り落ちる汁。ほとんど酸味を含まないおだやかな甘味。
いかにもトロピカルトロピカルした果物。食べやすく飽きない。
8. ノイナー
意外におつゆがたっぷりで、かじるとじゅるじゅるっと口一杯に強い甘さが広がる。傷みやすいのが欠点。
近年出回っている巨大なノイナーはチェリモアとノイナーを交配したもので、ペット パーグチョンと呼ばれる。
果肉に粘りがあるため熟しても実が割れず、わりと日持ちがいいのが特徴。
9. ラムヤイ(ロンガン、龍眼)
果物界の甘露飴。味は甘い。ひたすら甘い。
日本にはほとんど入荷されていないらしく、意外に知名度が低いようだ。
こんなにおいしい果物が知られていないなんて信じられない。
10. タマリンド(マカーム)
姿形は豆系。味は酸味のある干し柿といった感じ。おやつに申し分なし。
けっこう当たり外れがあり、カビが生えやすいのが難点。
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