エビ味噌の定番料理と生涯最高のエビ味噌

料理

エビ味噌の定番料理といえばナンプリック ガピ、シュリンプペースト ディップ。このおいしさを知る日本人は少ないけれど、タイの代表的料理の一つに数えられるくらい有名な料理。今回はナンプリック ガピをおいしく食べる方法についての話。

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エビ味噌のディップ、ナンプリック ガピ

エビ味噌をベースにしたナム プリックカピは昔からタイの人たちに愛し続けられている伝統料理。
タイ人はカピといえばまずこれを思い浮かべる。
「あれ、おいしいんだけど、臭いがちょっとね」
日本人の評価は微妙。
好きな人はとても好きなのだけれど、独特の匂いがあるので好き嫌いがはっきり分かれるようだ。

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ナンプリックとは

ナムプリックのナム(ナーム)は「水」「液」、プリックは「唐辛子」。
「唐辛子の汁」くらいの意味。
ようするにご飯にまぶして食べる辛い舐め味噌。

エビ味噌は魚と食べる

エビ味噌は魚と食べる

これがうまいんだなあ。
タイ米と実によく合う。
意外に知られていないが、ナムプリックこそがタイの国民食だ。

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超人気のナムプリック カピ

エビ味噌のナムプリックはアジ(グルクマ、プラートゥー)のナムプリックと並ぶ代表的ナムプリック。
名の通りエビ味噌が味のベースで半液状。くすんだ紫色をしている。
味はイカの塩辛の汁を思い浮かべれば、当たらずといえども遠からず。
最近の日本人風に言うとシュリンプ ペースト ディップ。
200を超えるナムプリックがある中、西の正横綱といえるほど人気のあるナムプリックである。
タイ料理好きなら一度は食べておきたい料理だ。

ナムプリック カピをまずく感じる理由

ぼくも長らくナムプリック カピが苦手だった。
臭くて食欲がわかない。
でも、南部へ行って本物はとてもおいしいことに気づいた。
臭い、と感じたら、それはカピ(エビ味噌)そのものが悪いせい。

ナムプリックには必ず野菜を添える

ナムプリックには必ず野菜を添える

本物のカピは臭くない、といったら嘘になるけれど少なくとも嫌な臭いではない。
おいしいナムプリック カピとおいしくないナムプリック カピは一見してわかる。
色が違う、臭いが違う。
家は南部のチュムポーンやラノーンから取り寄せたカピを使っている。

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おいしいナムプリック カピを食べる方法

ナムプリック カピは、カピとライムとニンニク、それにパリッとしたマクア ポ(丸く小さなナス)の組み合わせが絶妙。
北部のやつはだめだけど、南部で本物のカピを使ったナムプリック カピを食べてごらんなさい、あなた。
もう目を瞠りますよ。
今まで食べてきたやつはなんだったんだ!ってね。
これにタイ人の大好きなチャオム(アカシア科の木の若芽)入りの玉子焼き、焼き魚(プラートゥー、グルクマ)を添えれば完璧。
チャオムは少し癖のある匂いがあって好き嫌いが分かれるところだけど、ぼくは嫌いじゃない。
タイ人のこよなく愛するメニュー。
清く正しい食事って感じだね。

チャオムの卵焼きとナムプリック カピ

チャオムの卵焼きとナムプリック カピ

*ナムプリック カピのおいしさは、カピとにんにくとライムの絶妙な釣り合いの上になりたっている。
おいしく作るコツはそのバランスに注意することと、とにかくいいカピを使うこと。

*おいしいナムプリック カピを食べる方法は2つ。
よいカピを手に入れて自分で作るか、南部、東部の産地へ行って食べるかだ。

 

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生涯最高のガピはチャンタブリーにあった

昨年、もう30になる上の娘が愛しのハリーポッター様を訪ねてイギリスへ行っている間、社会人1年生の下の娘は大雨の中、タイ東部、チャンタブリー県へカニとシャコを食べに行った。
日本のシャコとタイのシャコが果たして同じ物かどうかは知らないけど(タイのやつは色濃くてでかいような気がする)、とにかくタイではシャコが食べられている。
しかもけっこう高級食材である。
初めて食べた娘は「エビとカニの間のような味でおいしかった」そうだ。

そのチャンタブリーからのお土産が届いた。
色々あったなか「おお!」と声を上げたのがカピ。
タイ料理の味のベースともいえる調味料なので良いカピを使えば料理の味が全体に底上げされおいしくなる。
しかし、スーパーとかで簡単に手に入るものは嫌な臭いがするものばかり。
チャンタブリーのカピ、手作りでかなり高いが一見していいカピであるのがわかる。
ふたを開けて恐る恐る臭いをかぐ。
「おお!これぞ正真正銘のカピ」
まっとうに作ったものは嫌な臭いがせず、ちゃんと海産物の匂いがする。

今まで出会ったカピの中では最高にうまい

今まで出会ったカピの中では最高にうまい

惜しむらくはたった200グラムしか入っていない。
「もしおいしくなかったらもったいないから少ししか買わなかった」
とのことだ。
でも旅先の買い物は「後でもっと欲しい」と思っても、もう二度と手に入らないことが多い。
悩んじゃうよね。
今まで南部チュンポーン県で買ったカピが一番だと思っていたのだけれど、チャンタブリーのこのカピはそれをも凌駕する味であった。

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