《世界最強の豚肉料理》おいしいカームーまずいカームー

料理

八日間幸せになりたかったら豚を殺してカームーを作りなさい。こんなにおいしくて安くがっつり食べられる豚肉料理がほかにあるでしょうか。豚の脚を中華風に煮込んだカームーについての話です。

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日常豚肉料理の最高峰、カームー

「三日間幸せになりたかったら結婚しなさい」
「八日間幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい」
「一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」
という諺が中国にあると、文豪、開高健が書いております。
なかなか心に染みるフレーズですね。
特に結婚がたった三日間の幸せ、豚以下だというところは。

それはともかく、タイのファストフード、カオ カームー。
ぼくは当初この料理が好きでなく、ずっと避けてきたのですが、タイ暮らしも15年を過ぎた辺りで目を瞠るようなおいしいカームーに出会い認識を改めました。
以来、日常的豚肉料理の最高峰はカームーではないかとさえ思っております。

カオマンガイと競り合う人気料理

カー(脚)ムー(豚)は豚足の上の部分、豚の脚を八角やシナモンとともに中華風に煮込んだ肉料理です。
これを食べやすいように切りご飯に載せたものをカオ カームーといいます。
日本ではあまり馴染みのない料理らしいのですが、タイではカオマンカイに匹敵する人気料理です。
日本で言えば牛丼のようなものかな。

見よ、このド迫力。これこそがカームー。

見よ、このド迫力。これこそがカームー。

こんなにおいしいものが食べられないなんて可愛そう。
タイでは力の限り食べまくってください。

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世界一おいしいカオ カームー屋はどこに

「世界一おいしいカオ カームー屋はどこ」をテーマにした投稿サイトを見ると、いつになく盛り上がっています。
カームーに関してはみなさん一家言あるようです。
多かったのはやはりバンコクの有名店チャルンセーン スィーロム、チュラー、ディンデーン、ヤワラート、といったところ。
このほかではチェンマイの店を挙げた人が少なくなかったのは意外でした。

カームーという料理は好みがかなり分かれます。
万人に愛され万人に納得のカームーはないのじゃないかと思うくらい。
もし友達に、
「世界で一番おいしい店を紹介するよ」
とか言って連れて行くと、
「これがあんたのいうおいしい店?ふうん」
なんて痛い目に遭うことが多々あります。
結局、自分のおいしいと思った店が世界一。

まずいカオ カームーってどんなの?

反対にどのようなカームーが嫌いかをテーマにしたサイトもありましたのでついでにご紹介します。

・店の人が下手で脂肪が皮から剥がれてはみ出ているような感じの奴。
・甘いカームー。
・ただのしょうゆだけで煮ているカームー。

何を思ったかつれあいは豚の耳を入れました。

何を思ったかつれあいは豚の耳を入れました。

・薄味で五香粉の香りがしないカームー。
・脂肪が多すぎるカームー。
・肉がよく煮込まれていないパサパサで硬いカームー。

・唐辛子とニンニクをつけてくれない店(ぼくはこの意見にいいねを一つ)
・オバルティンを入れた甘くてしつこいカームー。
・ご飯がぱさぱさでパラパラなカオ カームー。

おいしいカームーとはこの真逆。
香りがよく脂肪がほどほどで肉はよく煮込まれ甘くない。
ということになります。
あ、オバルティンというのはココアのような粉でチョコレートとともに隠し味に使うようです。
甘くてこってりしつこい仕上がりになります。

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食べられる所と注文の仕方

カオ カームーはすぐに食べられるお手軽タイ料理の代表ですが、作るのに手間がかかるため一般料理店で提供するのは困難。
カームー屋はほとんど専門店です。
とりあえずどんなものか食べてみたいのならフードコートにあるカームー屋が手っ取り早いかもしれません。
通常、ご飯に肉を載せた状態で提供されますが別皿での注文も可能。
何人かでつつきながら食べるときやビールのつまみに欲しい場合はカームーだけの皿をもらうとよいでしょう。
肉の量が多いので当然、料金も高くなります。
カームーの良き友、ゆで卵はオプション。欲しい場合は指さして下さい。

至高のカームータマゴ

上にもありますが、カオ カームーにはオプションのタマゴをつけるとおいしいです。
タマゴには普通の白いゆでタマゴと汁にいれて煮染めたタマゴがあって、ぼくは断然煮染め派。

タマゴだらけの家のカームー

家でもカームーをよく作ります。
手間はかかりますが一度つくっておくと何日でも食べられるため、不精、いや、効率をこよなく愛するつれあいはカームーがお気に入りなんです。
つれあいは毎回一ダースのゆでタマゴを鍋に放り込みます。
タマゴは三日目ぐらいまで煮るほどに硬く締まっていくのですが、四日目ぐらいからは逆に柔らかく緩んできます。
このときのタマゴ、たまらんすよ。
カームータマゴはゆでタマゴのゴールドメダリストではないかと思っているのであります。

カームーのタレとニンニク

本場中国のカームーを食べたことがないので推測ですが、タイのカームーのおいしさは、酸っぱくて辛くて甘いタレにもあるのかもしれません。
とろっとろの肉とご飯におつゆとタレをぶっかけニンニクをかじりながら食べる。
これですよこれ。タイ式カームーのおいしさは。

カームーはニンニクをかじりながら食べるもの

そうそう、書き忘れましたがカームーには生のニンニクが合います。
でも最近、ニンニクを添えてくれる店、少ないんですよねえ。
ニンニクなしのカームーはおいさの何パーセントかを損してますよ。

 

人生で一番おいしいと思った幻のカームー
脂ばかりでおいしくない。それまで少し軽く見ていた豚肉の中華風煮込み、カームーのおいしさに気づかせてくれた山奥の五つ星カームー。以来それを越えるカームーには出会っていません。そんな激うまカームーについての話です。

 

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