雑草ホナガイヌビユを食べてみた

料理
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ホナガイヌビユの炒め物に謎の物体

下の料理はパックコーム(アマランサスの葉)の炒め物。
その炒め物に散らばる謎の物体。
いったい何ぞや。
形状から大豆ミートではなかろうかと推測したら卵でした。
何だ卵か。よかった。って、なんで卵がピンクなんだよ。
思わず写真を撮ってしまいました。

パックコームには色々種類がありますがこれは恐らくホナガイヌビユ(アオビユ)。
日本では雑草扱いでタイでも雑草(笑)。
よく言えば栄養豊富で健康によい無農薬野草。
タイ北部では成長途中の若く柔らかなものを食用にします。
油で炒めるとピンクの色が出るので卵が染まったわけ。
でも普通はこんな色にならないから家の奥様が何かおかしなことをやらかしたのでしょう。

謎のピンクの物体

謎のピンクの物体

※アマランサス(Amaranthus)はヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の総称。

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タイのアマランサスの種類 

パックコームには次のような種類があるようです。

・ヒユナ - パックコーム デーン、パックコーム スワン ( Amaranthus tricolor) 

・ホナガイヌビユ - パックコーム タイ、パックコーム バーン( Amaranthus viridis) 

・ハリビユ - パックコーム ナーム ( Amaranthus spinosus) 

・中国ホウレンソウ - パックコーム チーン ( Amaranthus dubius) 

・イヌビユ - パックコーム ムアン(Amaranthus blitum) 

色々なパックコーム

色々なパックコーム

 

タイのホウレンソウ、パックコーム

タイには数種のパックコームがあります。
スーパーに出回っているのは栽培品種。
普通の野菜として扱われホウレンソウのように葉を食べます。
味もほぼほぼホウレンソウ。悪くありません。
田舎の市場ではその辺に雑草として生えているのを引っこ抜いたものも売られています。
まだ茎が柔らかく若いものを食用にし、大きく育ったものや穂になった実を食べることはほとんどありません。

ある程度の量を集めるのはけっこう大変

ある程度の量を集めるのはけっこう大変

 

アマランサスの葉の食べ方

サラダ、スープ、おひたし、揚げ春巻きの具。
たいていホウレンソウのレシピがそのまま使えます。
昔ながらのタイの食べ方は、ニンニクを加えた炒め物、あるいは卵炒め。
近年の人気はチーズグラタンとの組み合わせ。
パンとの相性もよくパックコームを挟んだサンドイッチや生地に練り込んだ緑のパンもあります。

※ホウレンソウ同様、シュウ酸を多く含むので食べ過ぎには注意。 

※栄養素はビタミンA、Cが豊富。タイでは高血圧、糖尿病にも良いと言われている。

定番は卵炒め

定番は卵炒め

 

アマランサスの葉のタイ風卵焼き レシピ

材料

・卵2個

・パックコーム1つかみ

・塩、胡椒  適宜

作り方

1.葉をよく洗い乾いた後、粗く切る。

2.卵をよく溶く。

3.葉を入れよく混ぜる。

4.塩、胡椒で味付け。

5.たっぷりの油で揚げるように焼く。

以上。

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