タイ料理店で何を注文するか《イサーン料理》

料理

料理店の席に着き、さて何を食べようか、
とメニューを眺めあれこれ考えるのは
楽しくもあるけど悩ましくもある。
ましてやタイ料理をよく知らない日本の方は
メニューの組み合わせに頭を痛めている
のではないか。というわけで、
今回はイサーン料理店でのオーダーについての話。

 

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日本人も知らずに食べてるイサーン(東北)料理

タイ料理は、中部料理、東北料理、北部料理、南部料理の4つに大きく分けることができる。
日本で一般にタイ料理と言えばトムヤム クンとかガパオとかの中部料理を指すが、意外にイサーン料理も日本人に知られている。
ソムタム(パパイヤサラダ)やラーブ(ラープ。肉のたたき、ライム和え)などがそうである。
タイでもイサーン料理は中部料理に次いでポピュラーだ。
ちなみに、ソムタム店、ラーブ店、イサーン料理店、看板は違ってもメニューはほぼ同じである。

イサーン料理店での人気メニュー

以下はタイの人がイサーン料理店でよく頼む人気料理を料理の種類別にまとめたもの。
人数は2~4人を想定。
これを参考にすれば妙な組み合わせのオーダーをしなくてもすむしイサーン料理を満喫できるはずである。

ソムタム類

タイ式ソムタム(タム タイ。定番)
ラオス式ソムタム(タム ラーオ。通向き)
生ビーフンソムタム(タム スア。通向き)
フルーツ ソムタム(タム ポンラマーイ。女の人におすすめ)
ムー トック クロック(下記参照)
などより一品。

コーン ソムタム

トウモロコシを入れたコーン ソムタム

豚が臼に落っこちた
ムー(豚)トック(落ちる)クロック(臼)。
何だかことわざみたいだけれど「(ソムタムを搗く)臼に豚肉が落ちた」という意味。
簡単に言えば焼いた豚肉入りのソムタム。
豚ヒレを使ったりサンコー(首の背側部分の肉)を使ったりレシピは色々あるけれど、オリジナルは焼いたコームー(首の下側の肉)をソムタムとともに臼で搗く。

焼き物、揚げ物類

カイ ヤーン(焼いた鶏。定番)
サイ ヤーン(腸焼き。苦味がたまらない)
リン ヤーン(タン焼き。うまい!)
コームー ヤーン(のど肉焼き。おすすめ)
ペンノム ヤーン(豚乳房焼き。当たり外れが大きい)
スア ロン ハイ(虎泣き肉。イサーン風牛の胸肉焼き)
パーグ ペット ヤーン/トード(アヒルのくちばしの焼き物/揚げ物)
などより一品。

カイヤーン

イサーン料理の大定番カイヤーン

上にも書いたようにソムタムに欠かせないのが焼き物、揚げ物類。
店先の炭火コンロでじゅうじゅう煙を立てて焼かれる、鶏、スペアリブ、腸、舌、乳房、などはイサーン料理店のシンボルである。
中でも絶品なのがのど肉、コームー。
しかし、安価な別の部位を使った偽コームーも多いので注意されたし。
酒飲みたちは香ばしく焼いたアヒルのくちばしがお好みだそうだ。

豚が泣いた
豚が泣いた(ムー ロン ハイ)という可愛そうな名前の焼き肉もあるぞ。
よだれが流れるほどおいしそうなのに当人(豚)は焼かれてしまい食べることができない。
悲しいじゃないか。

イサーン料理ファンなら虎泣き肉(スア ロン ハイ)をご存じだと思うけど、これはその豚バージョン。
虎泣き肉より柔らかくて食べやすい。
東京にも支店があるソムタムダー(どちらかというとドゥーに近い)の看板メニューの一つが豚泣き肉だそうだ。
※ソムタムダーは世界中に支店を持つ有名なイサーン料理店。

ラーブ(ラープ 肉のたたき)類

ラーブ イサーン(イサーン式ラーブ。定番)
ラーブ カイ(鶏のラーブ。タイ人に人気)
ラーブ ムー(豚のラーブ)
ラーブ プラー(魚のラーブ。ツウ向き)
ラーブ ペット(アヒルのラーブ。店名によくつけられる看板メニュー)
などより1品。

豚のラーブ

豚のラーブ

イサーン料理とくればラーブ(肉の叩き)。
鶏、魚、アヒル、色々あるけれど、日本の方にはお馴染みのラーブイサーン以外は少しハードルが高いかもしれない。
そういう場合はイサーン風のライム和え類(ヤム)をお勧め。
タップワーン(東北風レバーのライム和え)、ナムトック(滴り肉)、ヤム コームーヤーン(のど肉のライム和え)、スップノーマーイ(東北風竹の子のライム和え)、などそうそうたる面々がそろっている。

汁物類

トム セーブ(東北風トムヤム。定番)
ケーン オム(肉のハーブ煮込み。ツウ向き)

ケーン オム

豚肉を煮込んだケーン オム

テーブルの中央に汁物があると全体のバランスがうまく収まる。
ただ、イサーン料理店では意外に汁物の選択肢がない。
定番のトムセーブの具は、牛、豚、モツ、スペアリブの軟骨、などお好みで。

モチ米

イサーン料理にはモチ米。
タイの熱々モチ米は本当においしい。
モチ米が入れられている竹で編んだ小さなカゴ(エップ)がまたいいんだ。
このモチ米は手で軽く握って食べるのが常識。

 

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日常の食事としてのオーダーであればだいたい3品から4品。
少し贅沢にいくときはこれに鍋物、チェオホーン(イサーン風タイスキ)とかチュムチム(イサーン風シャブシャブ)を追加することになる。

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タイ生活のささやかな楽しみ

ちなみにぼくたちが、かのタクシンさんも寄ったという近くの北部料理&イサーン料理店で昼食を食べるときも、

1. ソムタム タイ
2. カイヤーンもしくは焼き肉(腸、のど肉、乳房、舌)
3. ラーブもしくはナムトック
4. トムセーブ

とオーソドックスな組み合わせ。
そして絶対に欠かせないのがビール。
昼間からイサーン料理を突きながらビールを呷ってプッハーとやるのはタイ生活のささやかな幸せである(幸せ過ぎて昼食後は何もする気がしなくなるくらい)。
こんなこと書いていたら何だか無性に店へ行きたくなってきた。

 

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