タイ人が選ぶコーヒーに合う食べもの

飲み物

食べ物は組み合わせるものによって
うまくもまずくもなる。タイの人
たちはコーヒーを飲むさい何を
食べるのだろう。調べてみた。

スポンサーリンク

朝食の定番揚げパン(パー トン コー)

トーストの次ぎに多かったのがこれ。
小麦粉を練って油で揚げたもの。油条。
中国人がよくお粥と食べるふわふわの揚げパンのようなやつ。
タイ人の朝食の定番でもある。
パートンコーにはレギュラーコーヒーではなく、屋台のコーヒー屋で売っている激甘タイ式コーヒーがよく合う。
もっとも、普通は豆乳と食べる。

脳に栄養補給ロティ

発酵させずに鉄板で薄く焼くクレープのようなパン。ロティ。
黄色いマーガリンと油をかけながら揚げるように焼き、砂糖、コンデンスミルクなどをかけて食べる。
油、甘い、というコーヒーをおいしくさせる条件を兼ね備えている。

親戚のおばちゃんが作る田舎のロティ

親戚のおばちゃんが作る田舎のロティ

脳の栄養補給、コーヒーとの相性もばっちり。
歯とダイエット、糖尿にはチトきついけどね。

タイ式バナナコーヒー、フライド バナナ

ご存じバナナのフライ。
一応、日本人の推薦するバナナコーヒーなのだけれど、揚げたバナナは栄養的にどうなのだろう。
カロリーがバカ高いことだけは保証する(笑)。

未熟タイプの焼きバナナ

未熟タイプの焼きバナナ

中には焼きバナナがよいという人もいた。

爆笑焼きおにぎり(カオ チー)

一番笑ったのがこれ。
カオはご飯。チーは炙る。
握ったモチ米に黄身を塗って炙った、きりたんぽと焼きおにぎりの中間のような食べ物。
北部、東北部の郷土料理。
これがエスプレッソに合うという。本当かなあ。

https://ushiom.com/post-3600/

朝からがっつり丸焼き豚

タイ南部トラン県は豚の丸焼きが有名。
地元の人たちは朝からこの豚をコーヒーとともに食べるのだそうだ。
胃袋が頑丈なんだね。

ダークホース、タイの伝統菓子

フォイトーン(鶏卵そうめん)、ルーグチュップ(ミニチュアフルーツ餡)、といった伝統的タイ菓子とコーヒーを合わせる人もいる。

タイの鶏卵そうめん

タイの鶏卵そうめん

コーヒーとタイ菓子のセットが楽しめるコーヒーショップではカフェーナインという店が有名。
しっとり甘いモチ米の上にカスタードプリンをのせたようなカオマンは在タイ西洋人の間でもけっこう人気でコーヒーに添える人も多い。

タイ式フレンチトースト、カノムパンナームー

カノムパン ナームーはパンの上に下味をつけた豚ペースト塗って揚げた料理。
軽食、おやつのように食べられている。
昔は1枚そのまま揚げていたけれど、今は耳を切って4分割した食べやすいサイズが一般的。

 

 

我が家のコーヒーペアリング

胃が弱いのでコーヒーは1日1杯、朝だけ。
普段は庭や畑で採れた天然蜂蜜をパンに塗って食べている。
基本、ジャムは使わない。
酸味は好きだけどコーヒーには合わないと思う。

アボカドバターとコーヒー

アボカドバターとコーヒー

果物で唯一いけるのはアボカド。
よく熟れたアボカドにほんの少し塩の花を入れて潰し、ハチミツを塗ったパンに載せる。
これはコーヒーの邪魔にならないようだ。

目玉焼きの葛藤

パンが切れたときは目玉焼きを作る。
卵の黄身はコーヒーのベストフレンドの一つだと思っている。
まずい自家焙煎のコーヒーでも黄身を食べた後にコーヒーを流し込めばすごくよい風味を感じる。

ウズラの卵の目玉焼き

ウズラの卵の目玉焼き

でも問題が一つ。
ぼくは目玉焼きには醤油をかけたい、
でも醤油とコーヒーは滅茶苦茶合わないのだ。
ケチャップ、マスタードはどうだろうかとやってみたけれど酸味があるのでこれもだめ。
塩、胡椒も好きじゃない。
結局、我慢して醤油をかけた目玉焼きを食べている。

タイにもあるサーターアンダーギー

沖縄の伝統菓子、サーターアンダーギーをご存じだろうか。
実はこの菓子、タイにもある。
もともと中国の「開口笑」という菓子が原型らしい。
揚げる工程で丸い玉に割れ目ができ、その様が口を開けて笑っているように見えるから開口笑。
タイ語でも「笑う菓子(カノム フアロ)」。
レシピを確認してみるとサーターアンダーギーとだいたい同じだった。

味は甘味があるものの、もそっとしていて一度にそう何個も食べられるものではない。
これをタイ嫁がたくさん買ってきて少々もてあましていたのだけれど、朝のコーヒーに合わせて見ると開口笑もコーヒーも両方おいしく頂けた。
思えば開口笑、形は違うけれど材料も作り方もほぼドーナツ。
コーヒーと合うのも納得なのであった。

飲み物
スポンサーリンク
ushiomをフォローする

コメント