タイ土産定番ココナッツロールよりおいしい菓子

菓子

タイ土産として人気のココナッツロール。あれは壊れないよう厚く作っていますが、現地の人たちが食べている薄いものの方がおいしいです。それよりさらにおすすめなのが花のような複雑な形をした究極の薄菓子ドークチョーク。というお話。

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極薄菓子ドークチョーク

最近やたら食べているタイ菓子、ドークチョーク(ドークジョーク)。
日本人に人気のお土産ココナッツロール(トーン ムアン)の親戚。
ドークチョーク(ウォーターレタス、ボタンウキクサ)に形が似ているところからこう呼ばれています。
簡単にいえば米粉ベースの生地を極薄に揚げた菓子。
極薄クレープ、あるいは餃子の羽の部分を花形にしたようなものだといえばおわかり頂けるかな。

落として割れたドークチョーク

落とすと簡単に割れるドークチョーク

この菓子、薄さが身上。
とにかく薄く、袋から取り出そうとしたらもう割れてしまうくらい。
口に入れてパリッと噛み砕けばスッと消えちゃう。
脆く儚い菓子。
うまい!と力説するほどではないですが、ついつい手を伸ばしたくなる魅力があります。

ドークチョークの意外な製法

ドークチョークの製法を知ってちょっとびっくり。
棒のついた金属の型を生地に浸し、そのまま油の中へ。
棒を上下していると、生地は自然に分離。
それをすくい上げ、熱いうちに手で形を整える。
これ考えた人、天才?
しかも田舎では5個入り1袋10バーツ。
何で油まみれ人工調味料まみれのポテトチップを30バーツも出して買うのでしょう。

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お土産に金型はいかが?

「これ好きかも」
うっかり宣言をしたもので、つれあいが買ってくるわくるわ。
あると食べ、なくなってはつれあいが買ってくる。その繰り返し。
このままだと嫌いになるかも。

ドークチョークの金型

ドークチョークの金型 良いものは真鍮製

日本人にも間違いなくうける菓子だと思いますが、残念ながら日本へは持って帰れません。
嵩張るし、気がつけば粉々。
いっそのこと金型を買って自分で作りますか。
実際、日本でも製造販売している店があるそうですよ。

ドークチョークの作り方

材料

1. 米粉 100g
2. タピオカスターチ 100g
2. 小麦粉 50g
6. 塩 小さじ 1/2
3. 砂糖 50g
7. 卵 1個
4. ココナッツミルク 110ml
5. 石灰水(上澄み) 180ml
米油
8. ごま 適宜

※石灰水というのは昔お年寄りがキンマに塗っていたプーンデーンという赤い石灰を少量水に溶かしたその上澄み。揚げ物や煮物がうまく仕上がるらしく、菓子や料理にたまに使われます。

※最近は生地にココアなどを混ぜて楽しむ人もいます。

作り方

・粉をふるいにかけ、塩、砂糖を混ぜる。

・ココナッツミルクと卵を混ぜ、粉に加える。
それを手で練り、生地が乾いてきたら石灰水を少しずつ注ぐ。
生地が練りやすく粘りが出てきたところで残りの石灰水を投入。

・油を熱し、型を油に浸ける。生地につけるときに型が熱くないと外れないので注意。
・型を油から出し、置いた紙で余分な油を少し切る。
・そのまま生地につけ油の中へ。型の上まで生地を浸すととれなくなるとのこと。

・10ぐらい数えて熱が通れば型を上下にゆすって菓子を外す。
・こんがり揚がったところで取り出し油を切る。

・まだしんなりしている菓子を伏せたお椀やコップの上に置き、花を開くように手で5花秒ほど押さえつけ形を整える。

なんだか意外に面倒くさそう・・・。ちなみに型は200~400バーツです。

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本物ココナッツロールは現地でしか味わえない

タピオカスターチ、小麦粉、砂糖、ココナッツミルク、卵、黒ゴマ、塩、などを混ぜて練った生地をごく薄く焼き、しんなりしているうちに細木でくるくるっと巻きあげた菓子、トーン ムアン(金巻き)。
どうみても茶色系統なのですが、タイの人たちは黄色っぽいものにはすぐに「金」という言葉を冠したがります。

普通のトーンムアン

オーソドックスなスタイルのトーンムアン

この菓子も芸術的に薄く、ちょっと力が加わっただけでパリッ。
気をつけて持ち帰らないと家に着いたときにはもう笑えるくらい粉々になっていることがあります。
トームアン屋さんが作り置きしていても、袋を持ち上げた弾みにパリッ。置いた弾みにグシャ。
どちみち割って食べるのだから気にせず買っていけばいいようなものですが、客は砕けたトーンムアンには手を出しません。
一生懸命作っても砕けて売り物にならなくなる確率が高く
「トーンムアンなんかもうやーめた」
というパターンが少なくないのだとか。

逆に言えば、この砕けやすさ、儚さ、砕く快感、がこの菓子のよさなのでしょうね。
外国人に人気のお土産用は箱入りでコロンのように厚く丈夫に作られていて、持ち運びには便利なのですが、残念なことにトーンムアンの命ともいえる儚さがありません。
市場のトーンムアンを日本に持ち帰るのは絶対無理。
ドークチョーク同様、タイでしか味わえない菓子、というわけです。

昔風のトーンムアン

すっごく薄い昔風のトーンムアン

※トーンムアンは生地を鉄板で焼き、熱々のしんなりしているうちに棒で巻いていきます。
巻かずにクレープ形に畳んだものはカノム トーン パップ(金の畳み菓子)。
このほかにも色々な形があります。

※トーンムアンは薄焼きカリカリタイプだけではありません。
厚めの生地でふんわりホットケーキのように焼き、削りココナッツなどを散らして巻いた生トーンムアン、トーンムアン ソットもあります。

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