美味すぎ!サンカヤー
タイに暮らし始めた頃、夢中になった菓子、サンカヤー。
うまくてうまくてほとんど毎日食べていました。
サンカヤーにはプリンタイプとパンに合わせるクリームタイプの2種があります。
どちらもタイだけでなく、マレー、インドネシア、カンボジアなど東南アジア各地で見られ、とりわけマレーのカヤジャムは有名なようです。
プリンタイプのサンカヤー
ぼくが夢中になったのはプリンタイプのサンカヤー。
牛乳の代わりにココナッツミルクを使ったカスタードプディングといったところかな。
バナナの葉で包まれた カオマン サンカヤーこのタイプはさらに、くりぬいたカボチャにサンカヤーの材料を入れてそのまま蒸したファックトーン サンカヤーと、モチ米にサンカヤーをのせたカオマン サンカヤの(カオニオ ナー サンカヤー)に大別できます。
どちらもとてもおいしい。
しかも信じられないくらい安くて、タイって凄いなあ、いいなあ、と思ったものです。
色鮮やかな3色セットのサンカヤー
でも今はあまり食べなくなりました。
歳を取ったうえに体を動かさないので、こんなものを腹に詰めるとご飯が入らない。
先日、わけあって久しぶりにカオマン サンカヤーの3色セットを買ってきました。
バナナの葉の包みを開くと、甘いココナッツミルクを染みこませたモチ米(カオニオムーン)にサンカヤーが鎮座。
白いのが普通のモチ米、黒いのはカオカムという黒モチ米、青いのはチョウ豆の花で色をつけたモチ米。
この上から甘いココナツミルクのタレを回しかけて頂きます。
見ての通り田舎の無骨なカオマンですが、1つ7バーツ、3つで20バーツ。
激安できれい。
サンカヤーの食べ方と保存
サンカヤー、田舎では朝だけ売られ、朝食代わりにする人が少なくありません。
朝買ってきたら遅くとも午後までには食べてください。
モチ米、ココナッツミルク、タマゴ、が材料のカオマン サンカヤーは傷みが早い。
だからといって冷蔵庫へ入れてはいけません。
ご飯がカチカチになってしまいます。
カオマン サンカヤーは常温保存、迅速に食べるのが原則。
おすすめタイ菓子の一つです。
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