生ライチを食べると本当に死ぬのか

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なぜ生ライチを食べると死ぬのか

そもそものきっかけは、インドやベトナムで原因不明の急性脳炎により数十人から数百人の子供たちが亡くなった、という事件である。
その後、原因を調べていくと、ライチ(リンチー、レイシ)が関わっていることが判明した。
亡くなった子供たちの多くは貧困家庭で近くの農園のリンチーを食べ空腹を満たしていたという。
そういう子供たちが夕食もとらずに眠ってしまうと、就寝中に血糖値が低下。
危険を感じた体が脂肪を代謝してグルコースを作り血糖値を保とうとするものの、未熟のリンチーにはそれを阻害する物質が含まれているためグルコースが作れず、結果、重度の低血糖症や脳炎を引き起こす。

リンチーの本当のおいしさを知る日本人は少ない

赤く甘くなった完熟リンチー

要約すれば、
貧困家庭で糖分不足、栄養不良だった子供たちが空腹を紛らわそうと未熟な実(毒は未熟の実に多く含まれる)まで口にしてしまったため起きた悲劇。
だから、十分に糖質をとっている普通の人が完熟の実を食べても心配することはない。
糖質の足りない子供でも、未熟の実を大量に食べない、水分を十分にとる、夕食をとらないまま眠らない、といったことにさえ気を付ければ予防できるとのこと。

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リンチーに含まれる毒とは

CDC (米国疾病管理予防センター)によると、リンチーに含まれるのは植物性自然毒ヒポグリシン。
これをグルコースの体内蓄積量が少ない栄養不良の児童が摂取すると、中毒性低血糖脳症を誘発。
症状は、頭痛、渇き、発汗、嘔吐、眠気、昏睡、などで数時間から数日の間に発症。
これはリンチーだけでなく、ランブータン、リュウガン(ラムヤイ)など、ムクロジ科の未成熟の実を多量に摂取すると、ほぼ確実に毒性低血糖症候群にかかる、とある。

ライチの正しい食べ方と知識
日本人に馴染みの薄い果物レイシ。情報不足による誤解、根拠のない噂がネットで拡散されている。その真偽の話。

*実は、タイでもリュウガンやリンチーの食べ過ぎはよくないといわれている。
これらは陰陽でいう「熱」の食べ物で、食べ過ぎは身体に熱がこもって体調を崩す、とされ、特に口内炎の原因になると考える人が少なくない。
ヒポグリシンが関係しているかどうかは不明。

未熟リンチーは酸っぱいので普通は食べようと思わない

未熟リンチーは酸っぱいので普通は食べようと思わない

生リンチーをガンガン食べるとどうなるか

よりにもよって家の庭には、リンチー、ランブータン、リュウガン、すべての木が植わっている。
もちろん、ただ好きな果物を植えただけで他意があったわけではない。
毎年、これらの果物をぼくはほぼ1人で食べまくる(タイ嫁はアカテツ科が好み)。
今はちょうど庭のリンチーが食べ頃を迎え、ここ数日、毎日1キロ程度食べているのだけれど何ともない。
リンチーの食べ過ぎで体調を壊したことは1度だけ。
下痢、腹痛、の症状だったから、恐らく、地面に落ちたものをよく洗わず大量に食べたのが原因だろうと思う。

庭になったランブータンと竜眼(右)

庭になったランブータンと竜眼(右)

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