そもそもおかまさんが生まれてくる理由はなんなのか、タイは本当におかま天国なのか、など、タイのおかまさんについての話。
同性愛者が生まれてくる生物学的理由と存在意義
同性愛者が生まれてくるのはなぜだろう。
果たして遺伝なのか環境なのか気になるところである。
ハーバード大学等の研究によれば人にはゲイ遺伝子のような性行動をつかさどる特定の遺伝子は存在せず、遺伝子が同性愛に影響するパーセントは25%以下なのだそうだ。
今のところ、同性愛が先天的か後天的なのかは予測不能で決められない、ということがわかっている。
通常の性とは異なった嗜好を持つ個体は人間以外の動物でも見られるようだ。
昔飼っていたリンリンという雄犬は発情した雌が近寄ると悲鳴を上げて逃げていた。
同性愛を容認できない理由として「自然に反している」を挙げる人が多いわけだけれど、実は同性愛者が生まれてくるのは極めて自然のことかもしれない。
もし同性愛者が自然に反するのなら、これだけ広く世界中の国に存在するのはおかしいし、とっくに淘汰されているはずである。
同性愛者の存在意義が解明され、人類に必要不可欠であることが知れれば多くの人たちの人生が変るに違いない。
*妊娠中、ストレスなどの影響で男らしく育てるホルモンが受精卵に十分供給されなかった場合もおかまさんが生まれやすいという。
タイは本当におかま天国なのか
タイはLGBT(レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)が多く、LGBTの人たちに対し一見フレンドリーではある。
でも完全に普通の人として受け入れているのではなく少し蔑んでいる部分もある。
タイ社会は「人の生き方に口を出さない」というのが暗黙の原則だから露骨に嫌悪感を表す人は少ないのだ。
それにタイの人たちは他人が自分の人生に口を挟むことを極端に嫌うから悪意のあるようなことをいえば大喧嘩になるのが目に見えている。
「LGBTはあまりよくは思わないのだけれど、あなた方はあなた方の好きなように生きて下さい、私は大丈夫、気にしません」
ということなのだ。
いずれにしろLGBTの社会参加を認め活躍の場があるところはタイのよさである。
タイでおかまさんが容認される理由
タイでおかまさんがある程度容認されているのはタイ人の「マイペンライ(気にしない)」気質もあるけれど、おかまさん自身の努力のせいもある。
おかまさんはからかわれるのが日常茶飯事。
からかわれ続けの人生である
それでも彼(彼女?)らはくじけない。
からかわれているうち、言い返す方法、いなす方法、笑いに変える方法などを学びたくましく育っていく。
おかまさんは概して口達者で面白い人が多いけれど、日々鍛錬なのだから当然と言えば当然なのだろうか。
おかまさんは不利で理解されない環境の中、自分で人生を切り開いていくほか道はない。
タイのおかまさんはすごく頑張っているのだ。
*タイのおかまさんたちにとって一番の障害は父親である。
父親はなんとか普通の男に育って欲しいと願い衝突するケースが多い。
*おかまさんはテレビ、映画、ショーなどの芸能関係、メーク、美容関係で活躍するほか、言語能力にも長けていて通訳などにも多い。
あるある、おかまさんびっくり事件
遊び人のKさん。
ナンパした女の子と良い仲になったのだが、彼女、行為に及ぶときは必ず真っ暗にするし裸を見せたがらない。
当初は気にとめなかったKさん、何回目かの行為の途中、ぴんときた。
突然明りをつけて唖然。
股間に立派なものがぶら下がっていたそうだ。
おかまさんのテクニックすげえ。
その道の達人でさえ気づかないのだからね。
中には婚約までした彼女が男だったということもある。
そのときはたまたま身分証明書に男と記載されていたため発覚したが、肉体改造をしてしまうともうお手上げ。男か女か見分けるのは難しいようだ。
恐らく日本人の中にも気づかずにおかまさんを抱いたことのある人が少なくないに違いない。
*おかまさんの中には本当にきれいな人がいてノーマルな男でも胸がときめくことがある。
今はあまり聞かないけれど、昔の美人コンテストにはときどきそういうおかまさんが混じっていて、しかもグランプリの栄冠に輝いたことがあった。
でも後に密告によって男であることがばれ、グランプリは剥奪されてしまったけどね。
*おかまさんにはたおやかな美女もいればマツコさんタイプのがっちりした方もおられる。
モエタイあがりのおかまさんが押し入ってきた強盗を一発KOしたり、ときには強盗になって押し入ったり、何をしても話題になってしまうおかまさんである。
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