《タイとの付き合い方8》タイ人の喜ばせ方

タイ人

タイの人たちは褒め上手。これ、裏を返せば自分も褒めて欲しいということなんですね。彼らは角の立つような真実は求めていません。欲しいのは耳に心地よい褒め言葉。タイとの付き合い方第8弾。

 

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タイ人は褒め上手

タイの人たちは口が上手です。
ぼくは顔の悪さにかけてはかなりの自信を持っているのですけど、タイにきて生まれて初めて女の人に、
「あら、男前」
といわれて、びっくりしたことがあります。
別に彼女が泥酔していたわけでもコンタクトを入れ忘れたわけでもないですよ。

ここまでいうとお世辞も嫌味になりますが、まあ、それでも、
「あんたは何でそんなにブサ男なんだ」
と面と向かっていわれるよりはいい。
とにかくちょっとでもよい点を見つけては大げさに、少なくとも見かけ上は心の底から褒めてくれます。

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タイ人が人を褒める理由

これ、裏返せば「自分も褒めて欲しい」ということなんですね。
だから人が褒めてくれないと自分で褒めます。
「私はなんて良い人なんでしょう」
「あなたは私みたいな素晴らしい友達を持って本当に運がいいわ」
なんてね。

それを聞いている人も別に笑ったり呆れたりはしません。
タイ人は褒めるのも褒められるのも大好きなんです。

タイ人を気持ちよくさせる方法

たとえばタイの人と一緒にご飯を食べに行くとする。するとその人は、
「タイ料理と日本料理、どっちがおいしいですか」
必ず訊いてきます。
傍らでタイ料理が褒められるのを、もう、わくわくして待っているのです。
普通の神経の持ち主なら、
「日本料理の方がおいしいです」
なんて答えられるわけないですよね。

「タイは日本に比べてどうですか」
もよくされる質問です。どうしてだかわかりますよね。
「タイは素晴らしい。いいところです」
この言葉が聞きたいんです。
聞くたびに気持ち良くなるらしく、彼らは飽きることなく似たような質問を繰り返します。

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角が立つ真実を語るな

日本人はどちらかといえば批判的な言葉が好きな変わった国民性で「日本は素晴らしいですね」と外国人がいっても半ばお世辞、社交辞令ぐらいに受け止めてあまり本気にしませんが、タイの人たちは、
「ああ、やっぱりタイは素晴らしいんだ、いい国だ」
と心から信じてしまいます。
つまりタイでは正直な感想をいう必要がありません。
先の例で言うと、
「タイ料理は辛くて食べられないしおいしくもない」
などという角が立つような真実はどうでもいいんです。

とにかく何でも大げさに褒めてあげるのがマナーだと思っておけば間違いない。
反対にいくら本当のことでも、たとえ相手を思ってのことでも、批判や欠点の指摘はマナー違反。
特に外国人からタイ、タイ人について何か言われるのは嫌がります。
彼らは真実を求めていません。欲しいのは耳に心地よい褒め言葉。
どんどん褒めて喜ばせてあげてください。

なぜタイの人たちは約束を守らないのか
タイとつきあう上で日本人が必ず遭遇し、頭をグラグラさせられるのが時間と約束に関する問題。なぜ、タイの人たちは時間を守ったり約束を守ったりすることが苦手なのか。タイとのつきあい方 第7弾。

人の話はほとんど聞かないタイ人

褒め言葉が好きだということは自慢好きだということでもあります。
とにかく人と会えば自慢話を始める。
会話の大半は自慢話で成り立っているといってもいい。
自慢話というのは話している方は面白くても聞かされる方はつまらないものです。
知り合いの友達の親戚がいくら金持ちでも、そんなことどうだっていい。

この点、タイの人たちはよく辛抱しているなあ、と感心していたのですが、ある日そうではないことに気づきました。
互いにしゃべりたいことだけしゃべって人のいうことはほとんど聞いていない。
日本では「人の話に耳を傾けろ」と言いますが、こちらでは誰もそんなこと言わない。
とにかく人よりも多く話し、言いたいことを言った人の勝ちです。

謙遜の通じない社会

こういう社会で「謙遜は美徳」なんて日本の常識を持ち出したところで通じません。
「私はつまらない人間ですよ」
といえば、本当に大した人じゃないんだ、と軽く見られてしまいます。
こちらの真意は伝わらず、言葉は言葉通りに受け取られるのです。
タイでは何事もはっきりいわないとわからない。
以心伝心も謙遜も通じない社会ですのでご注意下さい。

以上。
タイとの付き合い方第8弾でした。

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