タイ人はなぜ日本が好きなのか

タイ人

親日国と言われるタイ。その真偽はさておき、日本へ旅行したがるタイ人がとても多いのは事実です。そしてかなりの人がリピーターとなり再度日本を訪れます。なぜタイの人たちはこんなに日本が好きなのか、という話です。

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時間に正確

日本は時間に正確。
電車などもう時間ぴったり。
数秒と違わないなんて信じられない。
何でもスケジュール通りに進行してとても旅行しやすいから日本が好き。

時間に正確であるというのはタイ人がびっくりすることの一つです。
タイの人はまず、交通機関にちゃっとした運行表、時刻表があることに驚きます。
そして時間通りにやってくることに目を丸くします。

逆に言えば、これ、日本人がタイでびっくりすることですよね。
交通機関に時刻表がない。
何であれ時間通りスケジュール通りに進まない。
まあ、そこがタイ旅行の面白さでもあるのですがなかな大変です。

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季節折々の観光が楽しめ景色がきれい

春の桜、夏のラベンダー、秋の紅葉、冬の雪。
日本は四季があっていつ旅行してもその季節なりの楽しみ方ができるところが好き。
それに北から南まで地域の変化が大きい。
だから何度行っても違った旅行を楽しめる。

四季の移り変わり、北と南ではまるで異なる風土はタイの人たちにとって大きな旅行ポイントのようです。
タイはあまりはっきりとした季節がなく、平地が多いためか意外に景色の変化にも乏しいです。
特に内陸部では何時間かけて移動してもそれほど車窓の景色は変わりません。

公共交通機関が発達していている

日本は公共の交通機関が発達していてどこに行くのもとても便利。
しかも時間通りに運行されて安全。だから好き。

これもタイの裏返しですね。
タイは公共交通機関がまるで発達していなく、有名な観光地なのに車を雇わないと行けないようなところがたくさんあります。
タイは税制上車の値段がとても高く、田舎であれば車を買うお金で小さな家が買えるくらいなのですが、タイの人たちは家よりも車を選びます。
もちろん見栄の部分もありますが、やはり公共交通機関が発達していないので車がないと不便なんですね。
公共交通機関の安全に関していえば、バスの大事故はしょっちゅう。
列車は事故を起こさない、というより走るスピードが遅いので大事故はあまりありません。

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料理がおいしい

日本料理はタイ人の口に合う。
どこへ行って何を食べてもおいしい。
特に魚介類が豊富で新鮮。しかもタイの半分ぐらいの値段で最高!
日本人は牛をとても丁寧に飼育するので肉もおいしい。でも高い。

タイ人は鮮度に頓着しないようで、スーパーで売られている魚介類はかなりくたびれています。
新鮮とはほど遠い常態。
特にぼくの住むチェンライは海から遠いので魚介類はそれはもうすごいことになっています。
これだけ経済が発展しているのにコールドチェーンが存在しないのは、やはり鮮度に対する考えの違いのようです。
そうそう、タイの牛の硬さといったら・・・。

タイ人が日本を好きになった本当の理由
いつ頃からどのようにしてタイの人たちは日本が好きになったのか。2013年にビザの発給要件が緩和されたことが大きな要因の一つですが、その裏には意外な事実が潜んでいた、という話です。

買い物が愉しい

日本製品は品質がよい。
それにどこを向いても可愛いものだらけ。
パッケージがまたきれい。。
消費税の払い戻しがあるのもうれしい。
でも一番は接客。
対応の丁寧なこと親切なことにはびっくり。
さすがは「お客様神様です」の国。

「お客様神様です」
タイでもけっこう知られたフレーズです。
客が店員に土下座をさせたりの思い上がった行為もしっかり報道されています。
逆に「お客様神様です」の国からきたぼくたちは、ときどきタイの店員の塩対応にびっくりさせられることがあります。

治安がいい

日本は治安がよいから好き。
旅行者が犯罪の被害に遭った話はほとんど聞かないし、物を落としても戻ってくるなんて信じられない。

額にもよりますが、タイでは落とし物を拾って警察に届ければテレビで報道されヒーローとまで賞賛されます(笑)。

人が親切に接してくれる

日本人は親切だから好き。

道を訊ねたり、電車乗り場を訊ねたりしたところ、わざわざ時間を割いてその場所まで連れて行ってくれた、など、日本で親切にしてもらった、という書き込みが多数ありました。
人ごとながらとても嬉しく思います。
親切にして下さった日本の方々に心よりお礼を申し上げます。

まだまだあるのですが、長くなりそうなので一度ここで終わらせておきます。

タイ人
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