《楽々タイ語の読み書き》第3回 コー カイその3

タイ語の読み書き

タイ語の読み書きの基礎コーカイ。今回はトー トゥン(袋のトー)からロー リン(サルのロー)までの文字の書き方読み方、書き順を説明。

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20. トー トゥン(袋のトー)

20番目は袋のトー。
トー トゥンは発音記号の th の音。
わかりやすくいえばタ行の発音。
つく母音によってタ、ティ、トゥ、テ、トのように変化します。
th なので息を強く出す有気音です。
この文字は尻上がりになる上昇声の声調を持ちます。

*タ行とかタ、ティ、トゥ、というのはたとえであってまったく同じ音ではありませんのでご注意ください。

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21. トー タハーン(兵隊のトー)

21番目は兵隊のトー。
トー タハーンは発音記号の th の音。
わかりやすくいえばタ行の発音。
つく母音によってタ、ティ、トゥ、テ、トのように変化します。
th なので息を強く出す有気音です。
この文字は声調を持たない平声です。

《楽々タイ語の読み書き》第2回 コー カイその2
今回はタイ語の読み書きの基礎中の基礎、コーカイ。チョー チャーン(ゾウのチョー)からトー タオ(カメのトー)までの文字の書き方読み方を説明。

22. トー トン(旗のトー)

22番目は旗のトー。
トー トンは発音記号の th の音。
わかりやすくいえばタ行の発音。
つく母音によってタ、ティ、トゥ、テ、トのように変化します。
th なので息を強く出す有気音です。
この文字は声調を持たない平声です。

またまたトー(th)の音。いったい幾つあるんだといいたくなりますね。
ちなみにトー(th)の音の文字は全部で6つあります。

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23. ノー ヌー(ネズミのノー)

23番目はネズミのノー。
ノー ヌーは発音記号の n の音。
わかりやすくいえばナ行の発音。
つく母音によってナニヌネノのように変化します。

24. ボー バイ マーイ(葉っぱのボー)

24番目は葉っぱのボー。
ボー バイ マーイは発音記号の b の音。
わかりやすくいえばバ行の発音。
つく母音によってバビブベボのように変化します。

25. ポー プラー(魚のポー)

25番目は魚のポー。
ポー プラーは発音記号の p の音に相当。
わかりやすくいえばバ行の発音。
つく母音によってパピプペポのように変化します。

注意して欲しいのは、タイ語には息を出さずに発音する無気音のpと息を強く出して発音する有気音のph があるということです。
この文字はpの音なので息を出さずに発音します。

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26. ポー プン(蜜蜂のポー)

26番目は蜜蜂のポー。
ポー プンは発音記号の ph の音。
わかりやすくいえばバ行の発音。
つく母音によってパピプペポのように変化します。
ph なので息を強く出す有気音です。
この文字は尻上がりになる上昇声の声調を持ちます。

27. フォー ファー(フタのフォー)

27番目はフタのフォー。
フォー ファーは発音記号の f の音。
わかりやすくいえばファの発音。
つく母音によってファ、フィ、フ、フェ、フォのように変化します。
この文字は尻上がりになる上昇声の声調を持ちます。

28. ポー パーン(脚付き盆のポー)

28番目は脚付き盆のポー。
ポー パーンは発音記号の ph の音。
わかりやすくいえばパ行の発音。
つく母音によってパピプペポのように変化します。
ph なので息を強く出す有気音。平声です。

*パーンは脚付きの盆。上に物を置いて捧げるなど儀式のさいによく用いられます。日本でいえば三方。

29. フォー ファン(歯のフォー)

29番目は歯のフォー。
フォー ファンは発音記号の f の音。
わかりやすくいえばファの発音。
つく母音によってファ、フィ、フ、フェ、フォのように変化します。
フォー ファンは平声です。

30. ポー サムパオ(帆船のポー)

30番目は帆船のポー。
サムパオはジャンク、中国で発達した木造帆船のこと。
ポー サムパオは発音記号の ph の音。
わかりやすくいえばパ行の発音。
つく母音によってパピプペポのように変化します。
ph なので息を強く出す有気音。平声です。

31. モー マー(馬のモー)

31番目は馬のモー。
モー マーは発音記号の m の音。
わかりやすくいえばマ行の発音。
つく母音によってマミムメモのように変化します。

32. ヨー ヤック(鬼のヨー)

32番目は鬼のヨー。
ヨー ヤックは発音記号の y の音。
わかりやすくいえばヤ行の発音。
つく母音によってヤ、ユ、ヨのように変化します。
yi はイとジの中間ような音、ye はイェに近い音です。

33. ロー ルア(舟のロー)

33番目は舟のロー。
ロー ルアは発音記号の r の音。
わかりやすくいえばラ行の発音。
つく母音によってラリルレロのように変化します。
しばしば巻き舌で発音されます。

*後に説明しますがこの文字は語により音が変化するので注意が必要です。

34. ロー リン(サルのロー)

34番目はサルのロー。
ロー リンは発音記号の l の音。
ラ行に似た発音ですが舌の位置が前になります。

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