《楽々タイ語の読み書き》第5回 母音の種類、発音、発音記号等

タイ語の読み書き

コーカイの次は母音です。コーカイは子音を表した文字なのでこれだけを並べても読み書きはできません。母音記号と組み合わせることによってはじめて意味のある音になります。

《楽々タイ語の読み書き》第4回 紛らわしい文字の見分け方
タイ語の読み書きの基礎コーカイ、今回は総仕上げ。ウォー ウェーン(指輪のウォー)からコー カイ最後の文字、フォー ファー(フタのファー)までの文字の書き方読み方、書き順と紛らわしい文字の見分け方を説明。
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タイ語の母音と母音記号の種類

タイ語には基本となる母音(日本語でいえばアイウエオ)が9種あります。
母音を読む場合は便宜上、本来子音が入る位置にオー アーンの文字を置き、その前に「母音」の意味のサラという語をつけて語調を整える習慣です。オー アーンは読みません。

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母音とオー アーンの関係

タイでは母音字は文字でなく記号として扱われています。
単独では用いませんので母音記号を母音としてそのまま読み書きするときは子音を含まない母音であることを表すために必ずオー アーンの文字を添えます。
オー アーンは本来 ɔɔ(オー)の音ですがほかの母音記号がついたときにはついた母音記号だけを読みます。

《楽々タイ語の読み書き》第1回 タイ語のつくりとコーカイ
タイ語の読み書きはとても簡単。なぜならタイ語は42文字しかありません。しかもローマ字のように母音と子音を組み合わせるだけ。早い人なら数週間で基礎的な読み書きができるようになります。

タイ語の文の書き方

タイ語は英語と同じく左から右へ書きます。
しかし、句読点やピリオドのような文を区切る記号はなく、大文字小文字の区別もありません。
単語と単語の間を空けることもないため、初めのうちはどこからどこまでが一語なのか判別しがたく苦労させられます。
段落は通常、文頭を五文字分くらい、文と文の間は一字分くらい空けます。

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母音記号のつけ方

母音記号は単独で、あるいはいくつかが組み合わさって子音文字の前後上下につきます。

母音記号を書いてみよう

書き方は子音字と同じ。基本的に丸のあるものは丸から書いていきます。

【変形母音記号】

マイ ハンアーカード
子音と子音の間に a の音があるとき、サラ アの代わりに使われる記号です。

マイ タイクー
エーをエという具合に、長母音を短母音化する記号です。

タイ数字

日本における漢数字と同様に、タイでは独自のタイ数字がアラビア数字と併用されています。
一般にはアラビア数字が使われてますが、公式文書にはタイ数字の使用が義務付けられています。

タイ数字の書き方
数字も基本的に丸から書いていきます。

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発音と発音記号

発音を習得するうえで大切なのはタイ語をカタカナに置き換えて覚えないことです。
カタカナにしたとたん、それはタイ語でなく日本語になってしまいます。
ここでは参考のためカタカナで読み方をつけていますが、なるべくタイの人たちの発音を聞いて音そのものを理解するように心がけてください。

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有気音と無気音について

子音の発音でまず注意しなければならないのが、カ行、タ行、チャ行、パ行(k,t,c,p)の音につく h の有無です。
簡単にいえば、息を出して発音するか出さずに発音するかということ。
h つきの kh,th,ch,ph(有気音)は息を強く出し、k,t,c,p(無気音)は息を出さずに発音します。
日本語はこの区別をせず、場合により h がついたりつかなかったりするのですが、タイ語は両者を厳格に分け、息を出すか出さないかで言葉の意味がまったく違ってきます。

二重子音について

たとえば、plaa をカタカナで書けば プラー としか表しようがありませんが、これは plaa であって、pulaa とは違います。
このように連続した二つの子音は二重子音と呼ばれます。
具体的には、最初の子音が k,kh,t,th,p,ph,のいずれかで、続く子音に r,l,w,のいずれかがきます。
これら二つの子音は、間に母音を挟まず、続けるように発音します。

*会話では後ろにつくlやrがほとんど聞き取れないくらいに軽く発音されるので、プラ が パ、クラ が カ のように聞こえます。

声調と声調記号について

タイ語には、音を高く、あるいは低く発音する、五種の声の調子、声調があります。そして、声調が異なれば語の意味もまったく変わります。

発音記号について

発音記号は基本的にローマ字読みです。

カタカナ表記について

カタカナを参考にする場合、次の点に注意して下さい。

ɯ と u まったく違う母音ですが、本文中のカタカナ表記はどちらもウにしています。以下、ə もウとし、o と ɔ 、e と ɛ はそれぞれ、オ、エ、とします。

*無気音と有気音( k と kh、t と th など)の区別はしていません。

*音節末に子音がくる場合、カタカナ読みにすると母音がついてしまいます。

*声調が正しくないと通じませんし意味も違ってきますがカタカナでは表記していません。

* l と r や音節末の n と ŋ などの区別はしていません。

ようするに、カタカナに置き換えられたタイ語を読んでも、あまり通じる心配はない、ということになります。できるだけ、発音記号をご利用ください。

《楽々タイ語の読み書き》第6回 母音で終わる語(音節)1
タイ語の読み書き第一歩はコーカイと母音記号を覚えること。それが終わればいよいよ語の読み書き。まずは母音で終わる語から始めます。

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