絶対にやってはいけないこと
以下はお寺での重要禁止事項。
外国人だからかまわないだろう、などと思わないでください。
1. 寺、僧を敬わない
まずはこれ。外国人は宗教や文化の違いなどから寺や僧侶を軽視しがち。
敬虔な仏教徒であるタイ人には赦せないことです。
そもそも寺院は観光地ではありません。そこをお忘れなく。
僧に対する一般的な注意
・女の人は僧に触れてはならない。
・僧とすれ違いそうになったら避けて道を譲る。
・僧にやたら親しく話しかけない。
・僧より高い位置で僧と話をしない。
2. 飲酒、喫煙
境内は飲酒、喫煙厳禁。法的に定められていて違反すれば罰金。
缶ビール片手に歩いたりしないように。
細かくいえば、酒類、賭博道具など寺の風紀を乱す物自体の持ち込みも禁止されています。
3. 殺生
境内は殺生禁断。生き物を殺してはいけません。
これを逆手にとって持て余した犬や猫を寺に捨てる人もいます。
タイの寺に犬猫などが多いのはこういった理由によるものです。
4. 寺の物を持ち帰る
境内にあるものは砂一粒といえども持ち帰ってはならない、とされています。
タイ正月(ソンクラン)に砂を寺に持っていくのは、履物について持ち出してしまった土や砂を寺に返そうという意味合いが含まれているのだとか。
5. 敷居を踏む
日本同様、敷居を踏むことは良くありません。
理由も日本とほぼ同じ。
結界説、建物傷む説、尊厳を踏む説、など諸説あります。
6. 愛情表現(性的行為)をする
男女が、腕を組む、ハグする、キスする、などの行為をしてはいけません。
7. 指をさす
これも日本同様、無礼、失礼な行為に当たるため人や仏像を指さしてはいけません。
必要のある場合は掌を使います。
8. お坊様や仏像の方に足を向けて座る
足は不浄とされていますのでお坊様や仏像に足の裏を向けてはいけません。
実際にはどうしても向いてしまうこともありますがなるべくそう心がけて下さい。
写真撮影でしてはいけないこと
写真撮影に関しても注意しなければ思わぬ叱責を受けることがあります。
1. 仏像を立って撮影する
本堂に安置されている仏像を立って撮影しているとお叱りを受けます。
基本、座って撮影です。
立っての撮影が絶対にダメというわけではありませんが距離が近い場合は気を付けてください。
2. 人を許可なく撮影する
瞑想、お祈りなど宗教的行動をしている人を勝手に撮影してはいけません。
集中力を妨げる行為と見なされています。
3. 仏像と自撮りする
仏像を背景に自撮りするのはよくないとされていますが、実際はけっこうやっています。
ただ、不謹慎が赦せないタイプの人が居合わせると咎められるので注意。
以上。
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