トムヤムが体によくておいしい理由

スパイス、ハーブ
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トムヤムの香りの元

トムヤムの独特の香り。
苦手な人にはタンスの虫除け。好きな人には誘蛾灯。ついつい誘われてしまいます。
トムヤムの香りは、レモングラス、コブみかん、カー、の3ハーブによるもの。
「パクチーがトムヤムの香りの正体よ」とおっしゃる方もいらっしゃいますが誤解です。
パクチーは仕上げに散らすだけ。なくても全然変わりません。

トムヤムに入っているハーブは食べない

トムヤムに入っているハーブは食べない

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トムヤムが香る理由

そもそもどうしてこんなに香りの強いハーブたちが参戦しているのかというと臭い消しです。
トムヤムは川魚をただ煮ていた料理が改良されてできました。
川魚は泥臭い。じゃあ、もっと強烈な匂いのハーブでわからなくしてしまおう、という作戦。

ちなみにこれらのハーブ、本来は食べません。
というより硬くて普通の方は歯が立ちません。
もし美味しく食べられたら、頑丈な顎と歯を持って生まれたことに感謝。
トムヤムはスープを頂く料理です。

市場で売られているトムヤムのハーブセット

市場で売られているトムヤムのハーブセット

コブミカンとは

タイ、マレーシア原産の柑橘類。
外見はみかんよりライム(マナオ)に近い感じ。
実は硬くでこぼこしているのが特徴。
果物として食べることはなく、皮を香りづけに使う程度。   
昔は髪を洗うのに使っていました。

料理には主に葉を利用。
そのまま、あるいは適当に切って料理に加えます。
葉は香りが強く2段連なっているような独特の形。
厚みがあり硬いため普通は食べません。

※コブミカンはタイ語でマクート。
の後ろに rの音が入りますが二重子音なのでマクートの方が通じやすいです。

コブミカンは連なった葉が特徴

連なった葉が特徴のコブミカン

ガランガとは

東南アジア原産ショウガ科の植物。
ガランガル、なんきょう、タイショウガ、などとも呼ばれます。
タイ語でカー。
ショウガに似ていますが香りはまったく異なります。
食べ物というより化粧品系の香りです。
ショウガ同様、若く柔らかいものと成長して硬くなったものがあり、薄く切ったり叩き潰したりして料理に加えます。
ちなみに、グリーンカレーを始め日本人がカレーと呼ぶタイの多くの汁物にもガランガは入っていますよ。

料理にはひねガランガが使われる。

これは若いガランガ

レモングラスとは

詳しくはこちら

レモングラスの正しい食べ方使い方
ハーブティーといえばレモングラス。タイ料理にも欠かせません。近年、流行っているレモングラスの使い方、食べ方、効能、注意点、についての話です。

トムヤムが健康によいと言われる理由

まず第一にカロリーが低い。
タイのデータではトムヤムクン1杯当たり65 kcal 。
日本のデータでは80~100 kcalとなっています。 
加え、トムヤムに入っているハーブ類はみなタイ式生薬としても用いられ、それぞれ以下のような効能があるとされます。

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コブミカンの葉

抗酸化作用、免疫力増強、食欲増進

 

ガランガル

食欲増進、消化促進、抗肥満作用。

 

レモングラス

食欲増進、腹の張り、駆風、感染症予防。

ゆでたガランガの花。ピリッと辛くて爽やかな香り。

ゆでたガランガの花。ピリッと辛くて爽やかな香り。

 

トムヤムはなぜ辛い

トムヤムは辛いタイ料理の中でも辛い方に属します。
辛い理由は、キーヌー(ネズミのうんこ)というタイ最強の唐辛子を丸のまま放り込むから。
さらには火鍋を使い熱々を頂くことで辛さ倍増。
辛い物好きには幸せの極致。
辛い物嫌いには地獄です。

ガランガの茎の芯も食べられる

ガランガの茎の芯も食べられる

トムヤムとは

トムは煮る、ヤムは混ぜる。
以前は煮たものを器に入れてから調味し、混ぜていたのでトムヤム(煮て混ぜる)です。
具の名称は後ろにつけます。
エビ(クン)のトムヤムならトムヤム クン。魚(プラー)のトムヤムならトムヤム プラーといった具合です。

以上。

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