ビタミンCが豊富な果物ランキング

果物
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感染症とビタミンC

ビタミンCは免疫力を向上させウィルスの増殖、感染を抑える。
コロナやインフルエンザ、風邪などの感染症にかからないためにはビタミンCを不足させてはならない。
さらにはビタミンCにはウイルスを殺す有毒な活性酸素を中和する働きがあり重症化を予防。
感染症にかかった場合、ビタミンCの必要量は増加する。
もちろんビタミンCだけで予防や治療ができるほど簡単なことではないけれど、ビタミンC不足が重症化を招く事例も報告されているので不足させない方がよいに違いない。

ビタミンCの豊富な果物ランキング(日本)

以下は可食部100g中のビタミンC。

1.キウイ --- 140㎎(黄肉種。緑は70㎎)

2.レモン --- 100㎎

3.甘柿 ---- 70㎎

4.イチゴ --- 62㎎

5.キンカン -- 49㎎

タイ産のイチゴ

タイ産のイチゴ

ビタミンCの豊富な果物ランキング(タイ)

以下は100g中のビタミンCだけれど品種が異なるせいか含有量は日本とかなり異なっている。

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1.アセロラ(チェリータイ)  1500㎎

ビタミンCの含有量がずばぬけて多い、中央アメリカ、西インド諸島原産の果物。
タイでもあちこちに植えられているのだけれど果物としての魅力に欠け市場にはあまり出回っていない。
なぜかタイのサクランボ(チェリー タイ)と呼ばれている。

 

2.インディアン グーズベリー(マカーム ポム)  276㎎

ビタミンやミネラルが豊富で古くから生薬としても扱われてきた果物。
直径2㎝ほどの球形。透明感のある黄緑色。縦に走った6つの線が星のようにも見える。
旬は10月~2月だけれど価値のない果物なので市場にはあまり出回らない。
田舎ではただのような値段で売られている。
ノドの痛みにとてもよく効く(実体験)。
しかしとてもおいしいとは言えずたくさんは食べられない。

※詳しくはこちら
https://ushiom.com/5262/

身体にはよいけどうまいものではない

身体にはよいけどうまいものではない

 

3.グアバ(ファラン)  160㎎

簡単に手に入る果物の中ではこれが最も多くのビタミンCを含み、かつおいしく食べられる。
通常、ビタミンCを多く含むものは酸っぱいけれどグアバは酸味がない。
ただ残念なことに、熟して甘くなった実、木からもいで長時間経った実はビタミンCが減る。

ビタミンCといえばグアバ

ビタミンCといえばグアバ

4.ライチ(リンチー)  72㎎

おいしく食べられるビタミンCたっぷりのフルーツ。
旬(5、6月)がとても短いのは残念。

庭で採れたライチ(レイシ)

庭で採れたライチ(レイシ)

5.ザボン(ソムオー)  61㎎

通年簡単に手に入りおいしくてビタミンCたっぷりのフルーツ、とくればザボンになるのではないかと思う。
タイのザボンは本当にうまい(当たり外れは大きいけれどね)。
タイの果物の中ではけっこう高級品。

ビタミンとか関係なくただただおいしいタイのザボン

ビタミンとか関係なくただただおいしいタイのザボン

5.パパイヤ(マラコー)61㎎

これも通年簡単に手に入りビタミンCたっぷり。しかも安い。
家なんてどこかでパパイヤをつついた鳥が庭に糞をして勝手に生えてくるのでただである。
味に関してはザボンほどではないけれどそこそこ食べられる。

庭で採れた変な形の鳥糞パパイヤ  うまかった

庭で採れた変な形の鳥糞パパイヤ うまかった

※ラカム、プッサーといった果物もなかなかビタミンC含有量が多いようだけれど数値に今一つ信頼性がないため割愛。

 

ビタミンCとは

水溶性ビタミン。別名アスコルビン酸。
コラーゲンを構成するアミノ酸の生成に必要な栄養素。
血管、歯、軟骨の健康維持、メラニン色素の生成を抑え日焼け防止、抵抗力増強、抗酸化作用、などの働きがあるとされる。
不足した場合、コラーゲンが合成できなくなるため血管が脆くなり出血する(壊血病)。

※コラーゲンとは、軟骨、腱、皮膚などを構成する繊維状のたんぱく質。

庭で採れたランブータン

庭で採れたランブータン

1日の必要摂取量

1日当たりのビタミンC必要摂取量は 成人の場合100㎎ 。
風邪などの感染症にかかったときは必要量が増加。
サプリメントやジュースによる過剰摂取は要注意。
通常の食事による過剰摂取の心配はいらないが1000㎎以上の極端な摂取は控えるべきとのこと。

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