レンブとは
レンブは熱帯地方で広く栽培されているフルーツ。
日本では、ジャワフトモモ、レンブ、ワックスアップル、ローズアップル、などと呼ばれます。
フトモモ科(グアバ、ユーカリなどと同じ)。
台湾のレンブが有名ですが原産はマレー半島。
日本では主に沖縄周辺で栽培されているようです(けっこういい値段)。
レンブの旬と買い方
タイのレンブ(チョンプー)の場合、本来の旬は1~6月。
でもスーパーでは季節外でも出回っていて、丸のままあるいはカットされたものがパックで売られています。
市場ではキロ売り。
値段はサイズによりますが40~50B。
優良品種だと70Bを超えます。
レンブの選び方と品種
チョムプーには赤系と緑系、緑から赤へのグラデーション系があります。
赤系ではルビー(タップティム チャン)。
緑系ではトゥーンクラオ。
グラデーション系ではレインボー(ペット サーイ ルン)
が有名ブランド。
選び方は次の通り。
・傷やあたりのついていないもの。
・実に走る線(筋)がはっきりしているもの
・お尻の部分が歪ではなくきれいに広がっているもの
(狭い、もしくは塞がっていると未熟の可能性)
レンブの剥き方切り方
そのまま丸かじりする大胆な人もいますが、基本、4つ切りです。
4つ切りにしたら芯の方の綿のような部分を落とします。
食べようと思えば食べられますがおいしくはありません。
そのさい、ヘタ、尻の巻いている部分(けっこう汚れている)も落とします。
皮は剥きません。そのまま食べられます。
レンブはおいしい?まずい?
淡い甘味と酸味。
淡い爽やかな香り。
薄味のナシ、といったところかな。
シャキシャキのようなスカスカのような頼りない食感。
拍子抜けするほどあっさりした味で、甘く濃厚なトロピカルフルーツを想像していたりすればアレレ?となります。
でもこのあっさりした味が愛される理由の一つ。
レンブのよさでもあります。
そのままでも十分おいしいのですがタイの人たちはよくプリック クルア(塩唐辛子。実際は砂糖塩唐辛子)につけて食べています。
英語の果物名に…アップルが多い理由
よく…アップルという果物がありますが、これは、リンゴに似ているから、というより、イギリスには比較対象となる身近な果物がリンゴくらいしかなかったため。
と思っていたら、古い英語のアップルには「…の実」の意味があって、その流れで…アップルという果物が多い、ということでした。
真実かどうかはわかりません。
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