地鶏は本当にうまいのか
高いけれど地鶏は美味しい。
本当ですか?本当に地鶏っておいしいと思いますか。
奮発して買ったものの硬くてむかっ腹立てたこと、あったりしません?
地鶏は飼育期間が長く、広い場所を走り回っています。
日々の鍛錬を怠らないエリートアスリートのような生活を送っているわけです。
脂がなく筋肉質で極限までウィイトを絞った身体。
一言でいえばゴムのように硬い。
うまいまずい以前に歯が立ちません。
硬い地鶏を美味しく頂く方法
店で食べる地鶏が美味しいのは地鶏の美味しさを知るプロが調理するからです。
家で食べる地鶏が硬くて閉口するのはブロイラーと同じように調理するからです。
地鶏を美味しく食べるには地鶏に合った調理をしなければなりません。
どういう調理法が地鶏に向くのかというと、煮込み。
たとえば、おでん、肉じゃが。それと、味噌汁。
このような料理は地鶏から溢れる滋味がほかの素材にも染み込み全体に美味しくなるのだそうです。
反対にいけないのが、焼く、揚げる。
ヘタな人(タイ嫁)の地鶏の揚げものなんてもうカチカチ。
ちなみに焼きものの場合は、噛みやすく小さく切るか、薄く切ってさっと焼くのがコツなのだとか。
地鶏はナムプラー煮が最高!
鉄壁のディフェンスを誇る地鶏。
それを打ち破るにはナムプラー煮(カイ トム ナムプラー、ガイ トム ナンプラー)がおすすめです。
*ナンプラーではありませんナムプラーです。
私は普段、醤油命。
しかし、地鶏は醤油煮よりもナムプラー煮です。
ランニングで鍛えた鋼の筋肉に染みたナムプラー。
もっちりした噛み心地。
骨がすっと抜ける快感。
ナムプラーの魚介系猥雑な匂いと湧き出る滋味。
癖になります。
ナムプラー煮は地鶏です。
食べておきたいタイ料理の一つだと思います。
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