虫下しは定期的に服用すべき?
寄生虫感染リスクの高いタイ。気になるのが虫下しを定期的に飲んだ方がよいのかどうか。
タイのチュラーロンコーン病院やマヒドン大学などのタイ語サイトを見ると、定期的に飲む必要はない、飲まない方がよい、とある。
理由は、寄生虫の種類によって薬が異なり、場合によっては無意味であるどころか副反応が懸念されるから。
非衛生な生ものを食べて感染が危惧される場合、症状から感染が疑われる場合など、必要に応じ服用。
それも、素人判断せずできるだけ医者や薬剤師に相談するのが望ましい。
上にあるように駆虫薬は対象の寄生虫に合ったものでないとならないのだ。
一般的な注意
体質によっては駆虫薬が重篤な副反応を引き起こすこともあるため病院での診察をおすすめ。
妊産婦は安全性が確立されていないとのこと。
それと、全体にタイの薬はとても強く、ときには日本の数倍の薬効成分が含まれ、効きすぎることも知っておこう。
市販の虫下し
以下はタイで販売されている虫下し。
価格はいずれも40B前後から。需要が高いせいかどれも廉価。
Benda 500 ( เบนด้า 500 ) ベンダー ハーローイ
対象の寄生虫
回虫、蟯虫類。
成分
メベンダゾール(Mebendazole)500mg
服用法
飲み込む前によく噛み砕く。
1回1錠、1回だけで!というCMで有名。
Fugacar ( ฟูกาคาร์ ) フ–カーカー
対象の寄生虫
回虫、蟯虫類。
成分
メベンダゾール(Mebendazole)500mg
服用法
空腹時、就寝前。
飲み込む前によく噛み砕くものと噛まずに飲み込む2タイプがある。
Zenda 1000 ( เซนด้า1000 ) ゼンダー
対象の寄生虫
条虫(サナダムシ)など。
成分
ニクロサミド(Niclosamide) 1000mg
服用法
大人は1回2錠。空腹時。飲み込む前によく噛み砕き、少し水を飲む。
CB-400 400mg. ( ซีบี – 400 ) スィービー スィーローイ
対象の寄生虫
回虫、蟯虫、鉤虫、肝吸虫、顎口虫、など。
成分
アルベンダゾール(Albendazole)400mg
albemed ( อัลบีเม็ด ) アンビーメット
対象の寄生虫
回虫、蟯虫、鉤虫、肝吸虫、顎口虫、など。
成分
アルベンダゾール(Albendazole)200mg
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