激安タイ産太陽のタマゴ&ジャムの王様マンゴージャム

果物

日本では数千円するアップルマンゴーがタイではわずか数百円。食べなきゃ損ですよね、という話。それから、昨年マンゴージャムを初めて食べて感動。どんなジャムよりも口に合います。なぜもっと早く食べなかったのだろうと後悔した話。

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マンゴーを1箱注文して2箱ゲット

娘がマンゴーを送ってくれました。
1箱4つで350バーツ。
1個当たりおよそ90バーツ。
普段食べているのは日本でもおなじみのタイ産マンゴー、ナームドークマーイ(ナンドクマイ。花蜜。花の滴ではないと思う)。
1キロ40バーツ前後。
1個15バーツしない。
送ってもらったマンゴーはこのマンゴー約6個分の値段です。

重さはナームドークマーイの約3倍

重さはナームドークマーイの約3倍

マンゴーを受け取った翌日、またまたマンゴーの箱が届きました。
「2箱注文したの?」
娘に訊くと、
「1箱だよ」
どうやら先方が誤って送ったようです。

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激安太陽のタマゴを食べるべし

注文した所はラムパーンのスワン パトゥム ティップという農園。
注文した翌日に届き、
「昨日注文したんだよ」
娘もびっくり。
日本では当たり前でしょうがタイではなかなかないことです。
迅速で梱包も丁寧。
心配した「アタリ」も完熟前の丈夫なマンゴーだったため問題なし。

赤い皇帝デーン チャカパット

赤い皇帝デーン チャカパット

品種はデーン チャカパット。
あの太陽のタマゴと同じアーウィン種のアップルマンゴーです。
高級品種なのでその辺の市場には出回っていません。
1箱4個入り350バーツ。
1個が700gから1200g。
送料はたぶん150バーツぐらい(送り先によります)。
日本では1個数千円する太陽のタマゴと同じマンゴーが数百円。
食べなきゃ損ですよね。

おいしいタイ産マンゴーの選び方と保存法
マンゴーをおいしく頂くには1に品質、2に熟れ具合。同じ品種なのに、薄味のどうしようもないマンゴーがときどきあります。こういうのはなかなか見分けがつかないので、せめて熟れ具合を見極めたい。今回は長年マンゴーを食べ続けてつちかってきた選び方のコツを伝授。

思わぬプレゼント嬉しいような嬉しくないような

娘が注文先に確認したところ、やはり誤発送。
「こちらのミスなので食べて頂いてけっこうです。その代わり、SNSなどでうちの商品、宣伝してくださいね」
実にタイらしい対応。
というようなわけでみなさんも機会があれば注文してみてください。

普通の青マンゴーが小さく見える

普通の青マンゴーが小さく見える

でも1箱ただでもらって嬉しいかというと微妙なところ。
何しろ1個がでかく、年寄りに1日1個はきつい。
つれあいは果物を食べません。
一人だと食べきるのに2週間かかりそう。
「近所におすそわけしようか」
「もったいない!私も食べる」
と、つれあい。
やれやれ。

タイ産マンゴーのおすすめ品種2 マハチャノ
ナームドークマーイばかりがタイのマンゴーではありません。ガー、ピムセーン、テープニミット、タワーイなどなど。タイには170種以上のマンゴーがあり、60種以上ものマンゴーが出回っています。今回はその中から5種をご紹介。

マンゴー軍団が攻めてきた

8個のビッグマンゴーを前にどうやっつけようかと思案していると、つれあいがまたまた花蜜マンゴーを6個買ってきました。
「お前はアホか」
「これだけのマンゴーいったいどうせいちゅうんじゃ」
「何言ってんのよ!あんたが『ジャムにするから安いマンゴー買ってこい』っていったんじゃない」

…そうでした。
頂き物のマンゴージャムが予想外にうまかったので自分で作ろうと思っていたんでした。
間の悪いことに新たな6個はハラボテのマンゴー。
1キロ20バーツととても安いのですが、小ぶりで腹がぷくり膨れたこのタイプはとてもうまい。
年に何度も巡り会えない素晴らしいマンゴーなのでジャムにするにはちと惜しい気がします。

冷蔵庫を開けたら青マンゴーが2つ入っていた(涙)

冷蔵庫を開けたら青マンゴーが2つ入っていた(涙)

なんなんだこのマンゴージャムのうまさ

粛々と大きなアップルマンゴーを食べ続けるも1日1個が限界。
このままで行くとアップルマンゴーを食べきる頃には愛しのハラボテマンゴーちゃんが逝ってしまいそう。
泣く泣くジャムにしました。

ジャムなんて作るのは生まれて初めてなのでとりあえず3個分。
ネットのレシピには、ミキサーにかけろ、砂糖を入れろ、レモン汁を加えろ、ラム酒を垂らせ、などとありましたが面倒なのですべて無視。
砂糖を加えないからジャムというよりピューレ、もしくは煮物ですね。
マンゴーを切り刻んで鍋に放り込みライムだけは少々搾って煮詰めました。
うまい!
酸味と甘味のバランスが絶妙。
ほんのり奥の方から漂うマンゴーの香り。

マンゴージャムがこんなにうまいとは

マンゴージャムがこんなにうまいとは

つい最近まで、マンゴージャムなんて臭そう、うまいはずがない、キモイ、と思い込んでいたんです。
でも実際食べてみたら、イチゴ、パイナップル、パッションフルーツ、桑の実、なんとかベリーなどのジャムよりはるかに口に合う。
もう老い先短くマンゴージャムを食べられる量は限られている。
ああ、なぜマンゴーがキロ10バーツだった若い頃に作ってみなかったのだろう。

タイ産マンゴーのおすすめ品種1 ナンドクマイ
日本にも輸入されているタイ産マンゴー、ナンドクマイことナームドークマーイのおいしさ、特徴、切り方、季節、などについての記事です。

マンゴージャム作りに必要な物

マンゴージャムを作るのに必要なものは1にも2にも根性です。
ミキサーにかければ少しは時短できるのでしょうが、ジャム状になるまで40分以上かかります。
火は中火。

ひたすら煮詰める

ひたすら煮詰める

焦げそうなので離れるわけにもいかず、ひたすら木のヘラでかき回し続けます。
その間、沸騰したマンゴーが弾けて飛び散るわ暑いわでけっこう大変。
特に粘度が上がってからはよく飛び散ります。

なんてね。
ジャム作り経験1回だけの男が偉そうなことよういうわ。ねえ。
1日中厨房に立っている人に笑われそう。

タイ人はマンゴージャムが嫌い?

これだけマンゴーの豊富なタイなのにマンゴージャムはあまりポピュラーではありません。
近年になって少しずつ出回り始めましたが、昔は皆無。
田舎では今でも食べる人がほとんどいません。
パン食は普及しているもののジャムといえばイチゴとかパイナップル。
不思議ですよね。

旬が終わらないうちにたくさんつくっておこう

旬が終わらないうちにたくさんつくっておこう

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以上のようなわけで、もしマンゴーが余るほど手に入るようでしたらぜひジャムにしてみてください。
想像以上にいけますよ。

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