タイの新型コロナウイルスの経緯と最近の動向およびソンクラン

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今タイは新型コロナウイルスがかつてないほどの広がりを見せようとしている。タイの新型コロナウイルスに関するこれまでの経緯と現状、およびソンクランについて。

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昨年末から感染者が急増

昨年タイは政府が強硬な策をとったため毎日の感染者数はほぼ数十人単位で推移。
それが昨年末頃、バンコク近郊サムットサーコーン県で集団感染が発生。
出稼ぎミヤンマー労働者の居住地、その仕事先の海鮮市場を中心に連日数百人の感染者が出た。
しかし、全国に広がることもなく収束。

その後、違法賭博場でクラスター。
東部のラヨン、チョンブリーを中心に感染拡大したけれど、これもほどなく収束。

この三ヶ月で昨年の数倍

4月からは外国人観光客の入国条件、隔離期間が緩和、ワクチン接種も始まりもう大丈夫、と安心しかけたその矢先、深南部ナラティワート県の刑務所で集団感染。
次いで日本の飲食店、バー、クラブの立ち並ぶバンコクのトンロー地区で集団感染。
タイ政府の閣僚や日本大使館の大使も感染し大きく報じられた。
また、チェンマイのバー、パブでもクラスターが発生。
感染拡大は夜の歓楽街から起きることが多いためバンコクをはじめ大半の県のバー、クラブ、パブなどにソンクラン期間中を含む14日間の営業停止命令が出された。

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懸念されるソンクラン後の感染拡大

今回の集団感染は折悪しくソンクラーン(タイ正月)のある4月。
長期の休みで帰省する人による国内大移動が起きる。
すでに地方でもバンコク周辺から帰省した人たちによって変異型ウイルスが飛び火。

感染状況は移動が禁止された昨年のソンクランよりひどいのだが経済が疲弊しているのだろう、同様の強硬策は打ち出せないらしく今回は自粛願い。
地方では感染者の多いバンコクおよびその近郊からの入県者は14日の自宅隔離を要請しているものの義務化しているのはチェンマイ、ブリラムなど一部の県にとどまっている。

タイの感染者数の推移

タイの感染者数の推移

自宅隔離に意味はあるのか

この自宅隔離なのだけれど、帰省先には家族がいる。
果たして家で隔離をして意味があるのだろうか。
帰省者は外出を控えても地元在住の家族は控えない。
やはりソンクラーンを堺に全国的な感染拡大は免れないと思う。

都県別感染者数ワースト10(2021.04.10現在)

サムットサーコーン -- 17,376人
バンコク ------- 4,598
チョンブリー ----- 864
パトゥムタニー ---- 767
サムットプラカーン -- 644
ラヨーン ------- 598
ノンタブリー ----- 393
ターク -------- 350
ナラティワート ---- 343
チェンマイ ------ 264

ソンクランでやっていいこと悪いこと

やっていいこと
・県外への移動、観光
移動そのものは禁じられていないが、感染者が多いバンコク周辺からの入県者に対しチェンマイやブリラム県など一部の県は14日間の隔離を義務づけている。

・仏像への水掛
・密集しない宗教行事

やってはいけないこと
・人に接触する可能性のあること
ソンクランでは白粉を人に塗って遊ぶ伝統があるけれど、不特定多数の接触を避けるため今年は禁止。
・大勢が集まること
例年ソンクランに行われるコンサートや催し物はほとんど中止されている。
また、大勢が水を掛け合うことも禁止。

そのほか

*今回トンロー地区で感染が拡大した新型ウイルスはこれまでタイになかった型でDNA検査の結果、カンボジアで広まっているイギリス型と同型だとテレビでいっていた。

*感染者の累計は昨年8ヶ月で3千人ぐらいであったが今年に入って急激に増加。
この3ヶ月で3万人を超えた。
しかし、死者は驚くほど少なく90人台にとどまっている。
真実に重きを置かないタイ。
統計の信憑性がどのくらいあるかは神のみぞ知る。

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