2020年10月18日のニュース
新たなコロナウイルス感染確定者は10人増え3679人に。死者は変らず59人。
感染したのは、ネパール、アラブ首長国連邦、日本、ポーランド、イギリスからの帰国者および渡航者が8人。いずれも空港検疫、検疫隔離中の検査で判明。
そしてタイ西部ターク県で国内感染者2名。
ミヤンマーの感染拡大がタイに飛び火
タイ西部ミヤンマー国境ターク県メーソート郡で久々の国内感染が確認され大騒ぎになっている。
感染したのはメーソートのトゥントーン村に住むミヤンマー人の老夫婦。
ミヤンマーから入国したトラック運転手の息子より感染した模様。
17日15.30分現在、感染者は2人から3人増え5人となっている。
いずれも感染者の家族とのこと。
メーソートでは感染者の出た村をロックダウン、周辺の寺や学校を閉鎖。
国境も7日間閉鎖の予定。
メーソートはミヤンマーと国境を接し不法入国する者が後を絶たない。
そういった不法入国者はコロナウイルスの検査を受けていないためタイでの感染拡大が懸念されている。

バンコク同時多発反政府デモ
17日、16.00から20.00頃にかけてバンコクの数カ所で数百から数千人規模の同時多発反政府デモがあった。
タマサート大学学生を中心とした反政府デモを続ける若者たちは警官隊の介入を防ぐためチャオプラヤー対岸ウォンウィアン ヤイ地区、ウドムスック地区、ラードプラーオ交差点などに分散。
SNSで連携を捕りながら、
「どこか近いところがあればそこへ行こう」
と呼びかけ。
各所で首相退陣、議会解散、憲法改正を求める声が轟いた。
タイ各地で反政府デモ
17日、バンコクだけではなくノンタブリー県、ウッタラディット県、チェンマイ大学、パヤオ大学、コーンケン大学、などタイの各地で数百から千人規模の反政府デモがあった
リーダーたちの逮捕が相次ぎ一時は沈静化に向かうかと思われたが、16日のデモ隊に対する放水など強硬姿勢で再び反政府の気運が高まってきている。
バンコク鉄道全線臨時運休、交通麻痺
17日午後、政府はバンコク都内の駅周辺数カ所で行われていた反政府デモに対し人の移動を阻止するためエアポートリンク、地下鉄、BTSを一時的に運行停止。タイ人は元より在住外国人の足にも大きな影響が出た。
たった2枚買った宝くじが大当たり
16日サラブリー県で雑貨屋を経営するナークさん69歳は16日発表の宝くじ2枚が1等に当選したと警察署に届け出、記録してもらった。
数日前、ナークさんはしつこい宝くじ売りにつきまとわれた。
「お婆さん、助けると思って買って。あまり売れてないのよ。もうすぐ抽選日だわ」
そこでおばあさん、
「わかったわかった。どれでもいいから2枚よこしなさい」
と買った2枚組が大当たり。
宝くじに当たったら警察署へ行け
日本人には色々不可解なことの多いタイの宝くじ。
まず、なぜ宝くじに当たったことを警察に届け出るかというと、過去当選くじを巡って、
「それは私のものだ!」
という奪い合いが続出したため。
当たっていない者が当選者を羨み横取りを企むのである。
駄目でもともと。やってみる価値はある、といったところだろうか。
これが他人ならともかく夫婦でさえ奪い合いになるのだからいやはや金の力は恐ろしい。
ちなみにタイ嫁に、
「宝くじに当たったら賞金をわけてくれるか?」
と訊ねたところ、
「まさか。速攻で別れるわ」
にたり笑いながら言った。
たくさん買えば高くなる宝くじ
タイの宝くじは1枚80バーツと明記されている。
確かに1枚80バーツで売ってくれるのだが、まったく同じ番号を2枚以上組にしたチュットヤイは1枚100バーツでないと売ってくれない。
なぜたくさん買った方が高くなるのか。
「当たればでかいじゃない」
・・・当たればね。
しかも現在、1枚の宝くじはほぼなくなり2枚組以上でないと売らなくなった。
事実上の値上げ。しかも倍。
宝くじ局は過去同様の手口を使ってきた。
日本だったら大問題になりそうなものだが、タイの人たちは、
「賞金も倍になるのだからま、いいか」
という感じで受け入れている。
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