《男子も危険》タイのトイレで注意しなければならないこと

生活

タイのトイレにはタイならではの注意点がある。その一つが男子トイレの覗き。さすがオカマさん大国というべきか。そしてトイレに設置の小型シャワーの使い方にも要注意という話。

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男子トイレの覗きに注意

「覗き」は普通、男子が女子を覗くものだ。
しかしタイでは男子が男子を覗くことも珍しくない。
昔、バンコクの有名なショッピングセンター、マーブンコーンのトイレで、覗かれたお兄さんが覗いたらしい高校生のぽっちゃり男子にビンタをくらわしている場面に出くわしたことがある。

「ねえ、君、学校どこ?」
バシン!
「こんなことしていいと思ってるの」
バシン!
小柄で優しそうなお兄さん。
ニコニコしながらぽっちゃり君にビンタしていた。
ここは微笑みの国・・・。
制服姿の男の子はすっかり縮こまっていたけどね。

《あるある》日本人がタイのトイレでよくやる失敗
日本は下水道設備が整いトイレットペーパーの質が素晴らしい特殊な国。日本で当たり前の行為がタイのような国では思わぬハプニングを引き起こしてしまうこともある。タイのトイレを使ううえでの気をつけたい話。

トイレに入ったら穴を確認しろ

女子トイレは知らないけれど男子トイレは隣との間仕切りに小さな穴が開いていることがある。
これが覗き穴であることに気づいたのはタイに暮らして何年も経ってからだ。
だってそうでしょう。
まさか男が覗かれるなんて思いもしない。
まだレディーボーイとかニューハーフとかいった言葉が生まれる前の時代である。

トイレに穴あり覗きあり

トイレに穴あり覗きあり

だからぼくはトイレに入ったらまず穴を確認し間仕切りの上の方から顔が出ていないか確かめる。
穴が開いていたら紙を詰め、顔が出ていればパンチをくらわす。
覗かれて知った女子の気持ち。
あはははは。
確かにあまり気分のよいことじゃないね。見せられるほど立派でもないし。
その筋の人に愛されやすいお兄さん方は特に気をつけてください。

 

トイレに設置のシャワーはシャワーにあらず

タイのトイレにはシャワーのようなものが取り付けられている。
ぼくはこれをシャワーだと思っていた。
しかし、よく見ればホースが短いし取り付け位置も極端に低い。
実はこれ、尻に水を噴射して汚れを吹き飛ばす尻シャワー。

タイは尻シャワーが普及するまで尻に水をかけて後始末をしていた。
人様のしているところを見たことがないので水をかけるだけなのかそれとも指を使って清めるのかは知らない。

タイで愛用されている尻シャワー

タイで愛用されている尻シャワー

ぼくは水をかけるだけでは心許ないのでガッシガッシ指で洗っていた。
尻はさっぱりするものの指が気になって仕方ない。
そこへ尻シャワーの登場。
水をかけて紙で拭けば後始末は完璧。指も使わないで済む。
やっぱり紙だけではきれいにならないものね。
尻には水ですよ。
たまに尻シャワーを普通のシャワーだと思って使う人がいるようだけれどお間違えなきように。

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尻シャワーは正しく使え!

「尻シャワーは絶対使わせない」
こうおっしゃるタイ在住の奥様方の声を聞いたことがある。
子供や旦那が尻シャワーを使うと汚れた水がそこら中に飛び散って汚らしいというのだ。
ご不満はごもっとも。
でもこれ、男子と女子の身体の違いのせいでもある。

タイのトイレあるある、でもないか

タイのトイレあるある

女子は前から洗えるけれど男子はぶら下がっている構造物が邪魔になって前からでは洗い辛い。
必然的に片尻を持ち上げて後ろから水をかける格好になるので水が飛び散ってしまう。
男子諸君は水が散らないよう各自が工夫し角度調節をしていただきたい。
ときどき公衆トイレでも慣れてない人が使ったのだろう便座に水が飛び散っていることがある。
後の者はけっこう迷惑。
尻シャワーの正しい使い方はタイでまず習得しなければならないスキルの一つかもしれない。

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タイのトイレットペーパーがゆるゆるの理由

タイのトイレットペーパーは手で強くつかむと簡単に潰れてしまうぐらい巻きがゆるゆるである。
ぴちっと巻いた方がロール数が減って持ち運びも楽だし取り替えの手間も少なくなるのに。
日本人ならこう思うところタイの人たちは思わない。

 

使った紙はごみ箱へ

使った紙はごみ箱へ

なぜタイのトイレットペーパーがゆるゆるなのかというと嵩増し。
1ロール分の紙で2ロール作ればタイ人は迷わず2ロールを選ぶ。
そして巻きの緩いロールはすぐになくなり消費者はじゃんじゃん使う。
ぴっちり巻いて値段を高くすれば人は紙を大切に使い売り上げが落ちるだろうからメーカーとしては困るわけだ。
一向に改善されないゆるゆるのトイレットペーパーは日本人に大不評である。

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