《タイの焼き鳥》おいしいガイヤーンの選び方、食べ方

料理

外国人からタイ料理ベスト10に選ばれるほど人気のガイヤーン。世界中にローストチキンはあるのになぜタイのガイヤーンはここまで人気があるのか。数あるカイヤーンの中でも特に有名なカイヤーンをご紹介。

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タイの鶏肉がおいしい理由

タイの鶏肉は妙においしい。
日本とどう違うのか、どこがどううまいのか、と訊かれればちょっと困るのだけど、事実としておいしい。
鶏の祖先はタイ周辺に生息するセキショクヤケイと推測されている。
それを長い年月かけて家畜化、淘汰し、発育性、産卵性を高めたのが鶏だそうだ。
このことと関係があるのかもしれない。
この鶏のとりわけおいしい食べ方がカイヤーンである。

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ガイ ヤーンとは

カイヤーンとは焼いた鶏。ようするに焼き鳥。
でも日本の焼き鳥やローストチキンと違い、魚の開きのようにした鶏を丸ごと炭火で炙る。
開いて焼くから焼けるのが早いしぐるぐる回す仕組みも必要もない。
ときどき焦げないようにひっくり返すだけで簡単に焼ける。

焼きやすく食べやすいカイヤーン

焼きやすく食べやすいカイヤーン

なぜ世界のほかの国はこの方法を思いつかなかったのだろう。
肉は直火で炙られた方がおいしくなる、とすれば、外と中と両面を炙られたカイヤーンは外側だけ焼かれた鶏の倍おいしいことになる。
もしかするとカイヤーンが世界中の人々から賞賛される理由はこの焼き方にあるのかもしれないね。

最強メニュー、カオニャオ、ソムタム、ガイヤーン

カイヤーンはモチ米、カオニオと食べる。
理由はその方がおいしいからだ。
それと、モチ米は手で食べるため袋に入れておけば食器が要らず携行性にすぐれている、ということもある。
車内でも山でも海でもどこででも食べられて便利なのだ。

最強メニュー、カオニオ、ソムタム、カイヤーン

カオニオ、ソムタム、カイヤーン。パーフェクトだ。

カイヤーンはの最もおいしい食べ方は、カオニオ、ソムタムとの組み合わせ。
ソムタムは細切りにした未熟のパパイヤをトマトやササゲとともに手臼に放り込んで搗きライムでしめたサラダ風の料理。
ぱりぽり歯ごたえのある青パパイアをベースに、酸味、辛味、甘味、うま味、が入り混じり、何が何だかわからないけれどとにかくうまい。
そのソムタムをぽりぽり。カイヤーンをがぶり。モチ米をむしゃむしゃ。
たまりません。

ソムタムとカイヤーンが昼食のときは、
「昼間からこんなうまいもの食っていいのかな」
罪悪感を感じるくらいだ。

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どこで食べるか

カイヤーンは路傍の至る所で売られている。
店で食べるのならイサーン料理屋、ソムヤム屋。
店の入り口で鶏を焼いているからすぐにわかる。
注文は1羽単位。半羽でも注文できるけど割高。
値段は屋台が1羽120バーツ、店だと180バーツぐらいから。

ソムタムは1皿30バーツぐらいから

ソムタムは1皿30バーツぐらいから

 

《タイのフライドチキン》ガイトードの選び方食べ方
タイで鶏といえば焼き鳥、ガイヤーン。でも揚げたフライドチキン、ガイ トードも負けず劣らずおいしい。という話。

《タイで有名なガイヤーン 》

カイヤーン ハーダーオ

タイのブランド焼き鶏で最も有名であろうウィチアンですら日本のみなさんには知られてないようなのでご参考までに有名ブランド焼き鶏をいくつか挙げてみる。タイで最も知られているカイ ヤーンはカイヤーン ハーダーオ(五つ星焼き鳥)であろうか。
CPという食品大手が30年ほど前から展開している焼き鳥(ローストチキン)のフランチャイズ店である。
1.5メートル四方ほどのボックスの中で串刺しにされた鶏がぐるぐる回っているあれ、といえば、思い当たるんじゃないかな。
ただし味付けはタイ風でも洋風の丸焼きローストチキンなので伝統的なカイヤーンとは少し異なる。
タイの人たちは「標準的な無難な味で誰にでも食べられる」と評している。

************* 次ページに続きます。

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