《憧れと現実》田舎の生活は自然との闘い

一般

ぼくが暮らしているのはタイの田舎
ですが、基本的に田舎というのは
どこの国でも似たようなものだと
思います。
タイの田舎の実情と、都会育ちの人が
イメージだけで田舎へ引っ越したり
すればけっこう大変ですよ、
という話。

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ほどよい田舎が一番

田舎の生活に憧れる人、多いですよね。
ぼく、田舎に住んでます。
タイですけどね(笑)。
別に田舎に住もうと思ったのではなくタイ嫁の実家がたまたま田舎にあっただけの話。

家は町まで約20キロ(車で30分)の農村で国道に面しているからそれほどの田舎ではありません。
買い物は町でできるし、子供を町の学校へ通わせることもできるし(タイは学区がありません)、町の病院へ行くのも簡単。
今は半径3キロ圏内にコンビニが3軒あります。
ぼくにとっては本当にほどよい田舎。
これ以上の田舎になると日本人には少し難しいのではないかと思います。

田舎に家を建てちゃった

というわけで実家の隣に土地を買って家を建てました。
最初は3寝室のこぢんまりした小さな平屋。
ずいぶん昔なので確か100万円ぐらいで建ちました。

それから十年もしないうち、
「誕生日のプレゼント何がいい?」
小学生だった娘に訊いたところ
「大きな家!」
と答えられ、びっくり。
男の子にはこんな発想ありませんよね。

確かに狭いとは思っていたのでその家の隣に土地を買ってまた家建てちゃいました。
12m×10mの2階建て。
20年ほど前で確か土地が50万円ぐらいで家が350万円ぐらいだったかな。
今はこの3倍ぐらいします。

のんびり生活なんてとんでもない

田舎の生活ですか?
いいですねえ。最高です。
でも一般に日本人が思っているような田舎の生活ではありません。
田舎に憧れる人は、
「あくせくした都会を離れて田舎でのんびり生活したい」
なんて思ってるでしょう?
田舎の生活にのんびりはありません。
人を雇う金が潤沢にあるとか誰かの家の世話になる、というなら話は別ですが。
田舎の生活、思うより忙しいです。

田舎屋はたいてい庭や畑があり、この維持がけっこう大変。
とりわけタイの雑草は強敵ですぞ。
何しろ環境がいいから取っても取ってもあっという間に伸びてくる。
人生の何分の1かは草むしりに費やされます。

放置していたらたちまちジャングル

放置していたらたちまちジャングル

木もなかなか手強い。
広い庭ならいいのですが、家のように庭が狭くて燐家や電線の近くに木があると毎年枝を切らなければなりません。
放置すれば途方も無く大きくなってしまいます。
高所の枝切りのしんどさときたらあなた…。
毎日1時間くらい暇を見つけては長い竹竿の先につけたノコギリで枝をギコギコ。
これが何日も続きます。

迫り来る虫たちとの戦い

田舎は自然が豊か。
裏を返せば有り難くない生き物もたくさんいるということ。
ぼくは毎日家の周りを回ってカタツムやナメクジ、毛虫を踏み潰します。
カタツムリなんてもうやたらめったらいます。
歩く度にジャリッ、ジャリッと殻の潰れる音がするくらい。

窓をよじ登る巨大カタツムリ

窓をよじ登る巨大カタツムリ

ようやく数が減ってきたと想ったら、今度は10センチ以上もあるお化けカタツムリ、アフリカマイマイの襲撃です。
こいつ笑いたくなるぐらいでかいうえ殻が硬くてね。
踏みつぶすのも大変。

ヤモリや大ヤモリに家を守られる

家は鉄筋コンクリートで窓には網戸を入れてますが、家の中にも虫入ってます。
一番嫌なのはアリ。
入らせてしまうとやっかいなので、毎日外壁を見てアリの行列が這っていれば毒チョークで線を引き予防しています。

そしてヤモリ。
こいつはハエ叩きで叩くか、パッと手づかみ。
今やゴッドハンドと言われるくらいヤモリ捕りがうまくなりました。
ときにはトッケーという体調30センチもある大ヤモリが潜り込んできます。
ヤモリのケッケッケッケという鳴き声もけっこう癪に障るのですが、大ヤモリの鳴き声は村中に木霊するほどでかくてうるさいのなんの。
こいつはさすがに手づかみではなく魚をすくう網で捕え外に放ちます。

玄関に張り付く大ヤモリ

この間この大ヤモリが頭の上に落ちてきた

ゴキブリはあまりいません。
ゴキブリが増えるとどこからともなく大ヤモリが入ってきて食べちゃうようです。
ゴキブリか大ヤモリか。究極の選択ですね。
大ヤモリの方がぼくには楽です。
ちなみにタイのゴキブリ、かなりとろくハエ叩きで簡単に叩けます。

庭にはコブラが出現

庭にはたまにサソリやヘビが出現します。
サソリは見つければすぐに捕獲して標本。
ヘビは小さなやつが多いですが、コブラも年に何度か顔を見せるようです。

コブラを仕留めた犬

コブラを仕留めた犬

幸い噛まれたことはありません。
家の犬はコブラを捕るのが上手なので助かってます。

嫌な点を上回る楽しさ

上のようなことを書くと驚かれるかもしれませんが、慣れればどうってことないです。
庭で見つけたハチの巣からハチミツを採ったり、毎年おいしい庭の果物が食べられたり、花にくる蝶を眺めたり、楽しいこともたくさんありますよ。
一つを得れば一つを失う、ということです。

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