それでもココナッツ ウォーターを飲む理由

飲み物

ココナッツ ウォーターはまずい?誤解です。一回試しただけでこんなに素晴らしい飲み物と縁を切ってしまうのは本当にもったいない。ココナッツ ウォーターのおいしさ、正しい飲み方、についての話です。

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ココナッツ ウォーターはまずい?

南国、トロピカル、といえばビーチ。
ビーチ、といえばヤシの木。
そのヤシの木の陰に置いたテーブルで飲む飲み物といえばやはりココナッツ ジュース。
近年、ココナッツ ウォーターと呼ばれ人気の飲料です。
ざっくり説明しますと、ココヤシという椰子の木の実がココナッツで、若い緑の実の中に入っているのがココナッツ ジュース(ウォーター)。
そしてよく熟れた茶色いココナッツの実の内側につく胚乳を削って搾ったものがココナッツ ミルク。

若いココナッツ。この中に入っているのがココナッツ ジュース

この中に入っているのがココナッツ ジュース

こういってはなんですが、初めてココナッツ ジュースを口にした日本人はがっかりする確率がけっこう高いです。
「うまくない!」
はっきりいう人もいます。
恐らくココナッツを知らないがゆえの誤解が原因です。

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イメージ崩壊?本当は地味い~なココナッツ ジュース

まず、ココナッツ ジュースに抱いているイメージが良すぎることがあります。
「ココナッツ ジュースは栄養があっておいしくて、一口飲めばトロピカル気分が舞い上がる」
そんな無茶苦茶な期待を胸に秘めて挑むもので、ほんのり甘い地味い~なジュースに期待が大外れ。
抱いていたイメージとのギャップにがっかりするようです。
何事も過度の期待は失望を招くだけ。
どちらかとえば過小評価しておいた方が実際に遭遇したとき「まあ、こんなもんだろ」ですむし、もしかすると「あら、意外にイケルじゃないの」となってお得です。

一回限りで縁を切るには惜しいココナッツ

最も大きな勘違いは、おいしいから飲むものではない、ということ。
「じゃあ、何のために飲むの?」
のどの渇きを癒やすためです。
のどの渇きを癒やすのにこれほど素晴らしい飲料はありません。

娘はコオナッツが大好き

娘はコオナッツが大好き

それに今のような強烈な味の人工飲料がなかった頃はこれでも十分おいしかったのだろうと思いますよ。
「おいしくない」という人も一度先入観をリセットして素直に味わってみるとそのよさがわかるかもしれません。
一回限りで縁を切ってしまうには本当に惜しい果実です。

水ようかんのような胚乳がおいしい若ヤシ、マプラオ オーン

一般に売られているヤシの実には若ヤシ(マプラーオ オーン)と焼きヤシ(マプラーオ パオ)があります。
若ヤシはジュースが豊富で内皮の内側に付く胚乳は柔らかく薄い。
ジュースを飲んだ後、この水ようかんのような胚乳をスプーンなどで削って食べるのも楽しみの一つです。

若ヤシは中のプルンプルンがおいしい

若ヤシは中のプルンプルンがおいしい

注意して欲しいのは、飲用の若ヤシはけっこう早く傷む、ということ。
普通の果物と同じです。
飲んでおいしくなかったのは採ってからかなり時間が経っていたのかもしれませんね。
それと味はヤシの品種にも関係しています。

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おいしさを求めるのなら焼きヤシ、マプラオ パオ

ヤシの実は熟すにつれてジュースが減り、実の内につく胚乳が厚く堅くなっていくのですが、その熟して食べ頃を逸した若ヤシ、つまり大人に育ったココナッツを火にくべたのが焼きヤシです。
焼きヤシのジュースは若ヤシ特有の青臭さやかすかな酸味が飛んで甘く香ばしい。
あまり厚くなったものはだめですが胚乳もそこそこに食べられます。

ゆでココナッツ。それでもジュースはおいしい。

ゆでココナッツ。それでもジュースはおいしい。

残念なことに昨今焼きヤシと呼ばれているものはゆでた後にバーナーで焦げ目をつけた物で、つくる手間がかかるうえ傷みやすい本物の焼きヤシはほとんど出回っていません。
もちろん、昔ながらの製法の方が断然おいしいです。
焼きヤシ(ゆでヤシ)はスーパーでも売っていますが、買っても上手に上だけを叩き割るのは技術がいります。まずナタがありませんよね。
氷で丸ごと冷やした焼きヤシを手押し車に積んで売りあるくおじさんがいますのでもし見かければ是非試して見て下さい。

神聖視されているココナッツ ウォーター

タイではココナッツ ウォーターは純粋で衛生的、老若男女が飲んでも害がない、とされています。
木が高いため、根からの養分は余計な物が途中で漉されてとてもピュアだし、分厚い外皮と硬い内皮に守られたジュースは無菌状態にある、という理由です。

ココナッツ ウォーターには、カリウム、鉄、カルシウム、マグネシウム、燐、銅、アミノ酸、ビタミンB、グルコースなどが含まれています。
人の体液の成分に似て浸透圧もほぼ同じなもので点滴に使うことも可能なのだそうです。
飲む点滴、と多くの人が書いていますが、飲む点滴でなく本当の点滴。
つまり、のどの渇いたときや汗をかいた後にもってこいというわけ。
脱水症状に効き、酔い覚ましにも最高。いわば天然のスポーツドリンク。
流行るのも当然と言えば当然。
ココナッツ ウォーターは本当にすごいんです。

小型種のココナッツ

小型種のココナッツ

タイの伝統医療では、滋養強壮、寄生虫駆除、解熱、水分補給、解毒、吐き気、生傷、傷痕、骨の病気、酸性に傾いた血液のバランスをとる、などの効能がココナッツ ジュースにあるとされています。
さらには、ジュースに含まれるホルモンが体の代謝をよくし、細胞を活発化させて肌が若返るのだとか。

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それから、女に人が生理の時にココナッツ ウォーターを飲むと、先のホルモンの影響で生理が止まるため、生理中は飲まないように、とタイでは昔から言われてきました。
現代医学では否定的な意見もありますが、やはり気をつけた方がよさそうです。
男は生理が止まるようなことはないと思うので安心して頂いてください。

ちなみにココナッツは割ったらすぐに飲むのが基本。
時間とともにヤシに宿る生命のエネルギーが逃げてしまうのだそうです。
タイムリミットは30分。
冷蔵庫などに置いておかないのが望ましいとか。

ココナッツを割るのは熟練の技

ココナッツを割るのは熟練の技

こんなことを書いていたらココナッツ ウォーターが飲みたくなってきました。
そろそろのども渇いてきたので台所に転がっているココナッツでも頂くことにしましょう。
「おーい。ココナッツ割ってくれないか」
情けないことに自分では割ることができないのでつれあいに割ってもらいました。
ゴク、ゴク、ゴク。
ああ、爽快。
身体に大地と空のエキスが染み渡る。
ほら、風の音が聞こえませんか?
なあんてね。

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