思わず、うめええええ、と叫びたくなる
エノキの揚げ物。タイにはこのほか
トムヤム、タマゴ焼き、ヤム(サラダ、
ライム和え)などなど日本人も感心する
エノキの食べ方があります、
という内容の話です。
タイの人たちはエノキをどう食べているのか
タイの人たちも安くておいしいエノキが大好き。
彼らはいったいどういった食べ方をしているのでしょうか。
まずは日本人もよく知るトムヤム クン。
普通、トムヤム クンはフクロタケという幼体のときはころころしたキノコを使いますが、最近は安価なエノキを使うところが増えています。
エビを入れずにエノキをメインにしたトムヤム ヘッドも人気ですよ。
タイスキヤキ、孤独のグルメにも登場したチュムチム(東北風シャブシャブ)など、具にキノコを使う料理は近年たいていエノキに取って代わられています。
バター炒めとかカキ油炒め、エビ炒め、が好き、という意見も多いです。
そしてヤム(ライム和え)。
ゆでたエノキをエビやシャロットとともにライム、ナムプラーで味付けしたタイらしいエノキ料理の代表です。
タイ語のレシピを下に訳してみましたので興味のある方は参考にして下さい。
タイ人も思わず叫び出すエノキの唐揚げ
でもやっぱりエノキといえば唐揚げですね。
タイにエノキタケが入ってきたのはそう昔ではありません。
が、エノキの唐揚げは早くから作ってました。
タイの人たち新しい食材はとりあえず揚げてみる、という習性があります。
昔、KFCかどこかで巻き寿司の揚げ物を出していたくらいです。
エノキタケの唐揚げたまんねえええええ。
香ばしくてカリッリカリ。
ビイイイイイイルウウウウウ。
うめええええええ。
タイ人も叫んでいます。
タイが誇るエノキ料理の最高傑作
エノキの唐揚げがおいしい、というありふれた話では珍しくもないしわざわざ書く価値もないので、これをタイのエノキ料理の代表、エノキのヤムと組み合わせた料理を紹介します。
といっても先のゆがいたエノキを揚げたエノキに変えるだけなのですが、これ、本当にうめええええええです。
ただのエノキの唐揚げの数倍うまい。
さっぱりとこってり、サクサクの融合。ヤムって揚げ物とよく合います。
今回一番のおすすめ。
ビールが止まらないダイエット キラーです。
歯にエノキが挟まらない
おいしい、というほかにもう一つ、揚げエノキを使う利点があります。
ゆでエノキのヤムもおいしいのですが、エノキって長いでしょ。しかも丈夫。
初老の男が食べると、すべての歯の隙間にエノキが挟まるわ、噛み切れなかったやつが口からのどの中にぶらんとぶら下がってむせるわ、けっこう食べ辛いんです。
揚げたエノキならそういうこともなく快適に頂ける、というわけ。
年寄りって悲しいね。
※レシピを書きたかったのですが、これはといったものが見当たりませんでした。
つれあいの ヤム ヘッド ケムトーン コープ(揚げエノキのヤム)はけっこういけるのですが、彼女にはレシピがなく、分量がすべて「適宜」になってしまうので・・・。
エビとエノキのヤム(ライム和え)
※ヤムのことを日本語サイトではタイサラダとかピリ辛サラダとか書いていますが、ヤムはサラダではありません。
材料
エノキ 1パック
エビ 6匹
トマト 1個
ネギ、芹菜 適宜
タマネギ 1個
唐辛子 3本
しいたけソース 大さじ 1
胡椒 小さじ 1/2
ナムプラー 大さじ 2
ヤシ砂糖 大さじ 1/2
ライム汁 大さじ 3
スープ 適宜
作り方
1. エノキをゆがいて冷ます。
2. 下ごしらえしたエビをスープで炒め、シイタケソース、胡椒で味付け。火が通れば冷ます。
3. ゆがいたエノキを2に入れ混ぜる。続いて刻んだ唐辛子、タマネギ、トマト、を投入。
4. 砂糖、ライム汁、ナムプラーで味付け。味付けが決まれば刻んだネギ、芹菜を入れよく混ぜる。
エノキのタマゴ焼き(カイチオ ヘッド ケムトーン)
ついでにエノキ入りタマゴ焼きのレシピものせておきます。
これもタイ人の大好きなエノキ料理の一つ。
材料
エノキ、卵、豚挽肉、シーズニングソース
作り方
1.エノキを適当に切る。
2.卵を溶き、エノキ、豚肉を投入。味付け。
3.たっぷりの油で焼く、というより揚げるに近いのがタイのタマゴ焼き(揚げ)。
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おいしさの秘密は細さにある
エノキの唐揚げのおいしさの秘密は恐らく細さ。
細く切った大根、ブロッコリー、にんじん、を揚げたことがあります。
みなそれなりのおいしさでした。
特に千切り大根の揚げ物は思いの外いけます。
細いものはおいしい。
今度はパパイヤ、青マンゴーに挑戦してみます。
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