《ちょっと面白いタイ土産》鶏茶碗とミニチュア焼物

一般

タイ北部ラムパーン県の鶏柄食器は
タイ全土で愛されている庶民的な焼物。
そこでは菓子などのミニチュアも
作っているのですが、その細工の
細かさと安さに感動、土産にも使える、
という話です。

 

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タイ一有名な焼物

鶏の絵の描かれた食器を知っていますか。
食堂、家庭、至るところで使われてるし、ビッグCのようなスーパーでも売られているからきっとどこかで見たことがあるんじゃないかな。
この鶏柄の食器は、鶏茶碗(チャーム カイ)、鶏印茶碗(チャーム トラー カイ)などと呼ばれ、北部ラムパーン県の特産品として知られています。
ある意味、タイで一番有名な焼物かもしれません。

中国系庶民の愛用品だった鶏茶碗

現在、ラムパーンの特産品とされる鶏茶碗、もともとは中国のもので、当初はすべて中国からの輸入品でした。
タイでは中国系の人たちがお粥を啜るのによく使っていたそうです。
厚手でずっしりとした鶏茶碗は確かにお粥を食べるのに向いています。

タイ人にも根強い人気の鶏茶碗

タイ人にも根強い人気の鶏茶碗

ところが、中国で国共内戦が勃発。
その影響で輸入が途絶えてしまいました。
「お粥には鶏茶碗。鶏茶碗でないとおいしくない。我愛鶏茶碗!我欲鶏茶碗!」
不満をつのらせた中国系の人たちは全土で暴動を起こした、という事実は確認されていませんが、そういう人たちの要望に応え、タイに移住した中国の焼き物職人たちが各地で鶏茶碗の生産を開始。
これがタイ製鶏茶碗のそもそもの起こりです。

感激、ミニチュア焼物

下の娘のみかんが小さかった頃、ぼくたちは遊びをかねてよくラムパーンに焼き物を買いに行きました。
といっても、目当ては鶏茶碗ではなく菓子とか動物のミニチュアです。
ほら、バンコクのお土産屋とかで売られているやつ。

タイ菓子のミニチュア

タイ菓子のミニチュア タイ人て本当に手先が器用だ

みかんはこういうちまちまとしたものが好きで、にこにこ嬉しそうに遊んでいるのを見ると無性に買ってやりたくなりました。
というのは嘘で、本当はとても安かったからいくらでも買ってやれたんです。
何たって当時1個1バーツ。
しかも、けっこう丁寧な作り。
ソムタムのセットなんて、削いだパパイアを一本ずつ忠実に再現しています。
さすがにこれはちょっと高く20バーツでしたが、これほど手間をかけてよくこんな値段で売れるものだ、と見る度に感心しました。

ちょっと面白いタイ土産、かも

鶏茶碗は味のあるデザインですので日本でも使えるし、鶏柄が好きな人(いるのかな?)が喜びそう。
菓子などのミニチュアは子供の土産によいかもしれません。

ティーセットのミニチュア

小指の先ほどのコップにこれだけ丁寧に絵付けして1バーツ

遊びというのは想像力ですからね。
こんなものでも子供はけっこう楽しく遊べます。
興味を示さなければ置物としても使えますしね。
なんたって両方ともびっくりするぐらい安いです。

日本式焼物が鶏茶碗を追いやった?

ラムパーンの鶏茶碗は、福建出身のある中国人がラムパーンの北、チェーホム郡で焼き物に最適な白土を見つけたことに始まります。
彼はラムパーンで初の焼き物工場を建て鶏茶碗を生産。
やがて、ほかの焼き物業者も土を求めて続々とラムパーンへやって来るようになりました。
しかし、時代が変わりタイの焼き物は大量生産の安価な日本風の食器が中心となっていきます。

タイ菓子のミニチュア

この細かな作りを見よ!

鶏茶碗は廃れ、ラムパーンだけが唯一生産を継続。
こうしてラムパーンの鶏茶碗の名が高まり、ラムパーンは焼き物の町としても発展、現在に至るというわけです。
ちなみに初期の鶏茶碗は数が少なくコレクションの対象にもなっています。

 

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