タイの飲食店サービス よいか悪いか

一般

タイの飲食店の塩対応に
驚かれたことはありませんか。
たまにあるんですよね。
この手に店が。
彼らはなぜあのような
態度をとるのでしょうか。
タイとの付き合い方シリーズ第3弾。

 

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何なのタイの飲食店従業員のこの態度

店に入っても「いらっしゃい」の一言さえなく、無表情なタイの料理店の店員。
注文のために呼べば面倒臭そうな顔してメニューを投げ置く。
何を注文しているのか分かりにくければ露骨に顔をしかめ、ときには舌打ち。
タイは微笑みの国、じゃなかったっけ。
なのに全然微笑まないじゃない。

日本のサービスとあまりに違いすぎる

なんでこんなに不快な思いをさせなければならないの?こっちは客だよ。
こんな態度とっていったい何の得になるというの。
SNSに投稿するよ。店が潰れたっていいの。
日本の料理店は「いらっしゃいませ」って、笑顔で出迎えてくれて、メニューがわかり辛ければ丁寧に説明してくれる。
こっちのミスで何かをひっくり返しても、
「すみません、大丈夫ですか」
って謝りながら心配までしてくれる…。

店に入っても何も言わない理由

わかります、わかります。
この手の店、タイにはけっこうありますよね。
どうして彼らはこのような態度をとるのか。
それにはそれなりの理由があるんです。

まず、店に入っても何もいわない問題。
タイ語には「いらっしゃいませ」に相当する言葉がありません。
これではどう声をかけていいか困りますよね。
そもそもタイには数十年前まであいさつの言葉すらありませんでした。
なぜかというと必要がなかったからです。
日本人はあいさつ好きですが、タイの人たちはそういう堅苦しいこと、改まった態度、けじめ、などが好きではありません。

つまり、タイは料理店に限らず、入ってきた客にあいさつする、声をかけて出迎える、送る、という習慣も言葉もほとんどないんです。
声をかける店もたまにありますが、それは近年になって外国のスタイルを取り入れたもの。
そういう対応に慣れていない客の方はびっくりすれども嬉しくもなんともない。
喜ぶのは外国人くらいなもので、あえて声をかける必要もない、ということです。

愛想良くしない理由

次に、客を歓待しているようには見えない態度の理由。
料理店店主は金を稼ぐために店をやっているわけですが、日本のように愛想をよくして客を増やそうという発想はあまりありません。客が来れば嬉しいし、来なければ仕方ない、と諦める人が多い。
同時に客側も食事のために料理店へ入るわけで「笑顔のサービス」とかそのようなものは求めていません。感じのよさよりも、味のよさとか安さとか利便性とかで店を選ぶのが普通。
店員の場合は店主以上に無頓着。
彼らは店に愛着を持ち生涯働くわけではなく、金のため渋々腰掛け的に働いているわけです。
正直なところ、店がどうなろうと別にかまわない。
客が入らなくて潰れたらほかの店を探すだけ。

従業員は外国人客をどう見ているか

そんな従業員の目に外国人はどう映っているのか。
「当然のように英語で注文するけど、こっちは英語なんてろくにわからないし話したくもない」
「第一、英語がわかるくらいならこんなところで働いてないよ」
「外国人は言葉がうまく通じなくても、これはなんだあれはなんだと細かいことを訊ねる。普通そんなこと誰も訊きはしないぜ」
「そのうえ唐辛子を入れるな、とか、パクチーを山盛りにしてくれろ、とか、面倒ったらありゃしない。何様だと思ってるんだ」
「どうせもうこないんだから適当にあしらっとくに限るね」
ま、こんなところ。
客に愛想良くしても給料が上がるわけじゃなし、歓待しなければならない理由がない。
そんな彼らに日本並みのサービスを要求する方が酷というもの。

日本式サービスをタイ人はどう感じるか

日本人は日本のサービスをとても素晴らしいように思い自慢します。
確かに細かな気配りは日本人特有で世界に類を見ない行き届いたサービスです。
しかし、それは日本人の好みであって、世界標準的なものでも絶対的なものでもありません。
近年盛んに「おもてなし」「おもてなし」と騒がれますが、あれも日本人の自己満足なところが大きい。
一般にタイの人たちは日本人が心地よいと感じる「おもてなし」をオーバーだと受け止めます。
尻がくすぐったくなる感じ、といったらよいでしょうか。ようするに過剰サービス。
少なくともタイの人たちは日本式サービスを自国の業者には求めていません。
良い悪いの問題ではなく、好みの問題。
日本では日本式サービスが好まれ需要があるから供給される。
タイでは必要とされてないから供給されない。それだけのことです。

日本人以外には評判の良いタイ式サービス

タイの人たちは日本式サービスよりももっと気さくな対応を好みます。
行き届いたサービスにはうっとうしさも伴い負担を感じる場合もありますからね。
日本式サービスは世界的には少数派。
このことを認識されておいた方が精神衛生上よろしいようです。
「ああ、世界では客が神様扱いされないのが当たり前なんだなあ。日本は素晴らしいなあ」
と思えばそう腹も立たないに違いありません。
過度の期待をするから失望も大きい。
事実、タイのサービスについて不満を持つのは日本人くらいなもので、ほかの外国人観光客、ファラン(白人)やコン チーン(中国人)の間では、タイはサービスの良い国、として評判なのですよ。

タイなのにタイ語が通じない

現在、飲食店の従業員はミヤンマーなどの外国人が増えていて、タイ語がろくにできない従業員も珍しくありません。
タイなのにタイ語が通じない不思議な現象。
サービスの方も良いとは言いかねます。
それでもタイ人はあまり文句をいいません。店の事情ですから。

タイ人に注意やクレーム 難しさ
タイとの付き合い方シリーズ第4弾。日本の常識とタイの常識は違います。日本人の正義とタイ人の正義も違います。クレーマー気質の人が多い日本人。日本式正義を背負ってタイで人に文句をいえばどうなるのか、という話です。
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