ヘルシー ココナッツアイスの作り方と楽しみ方

食べ物など

さくっと軽いココナッツアイス。
その楽しみは何と言ってもトッピング。
カボチャのシロップ煮、ジャックフルーツ、
コーン、不思議フルーツルーグチット。
日本では信じられないようなものまで
のせちゃいます。というお話。

 

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ココナッツから作るヘルシーアイス

アイスクリームは普通、乳脂肪分や無脂乳固形分などを混ぜて作りますが、タイのアイスは南国ならではのさくっと軽い植物性アイスクリーム。
基本の材料はココナッツミルクと砂糖。
これだけで市販の動物性脂肪分を使ったアイスに負けないものができるのですからびっくり。
ココナッツミルクの香りが苦手、という人もいますが、もしかすると新鮮なココナッツミルクを味わったことがないからかもしれませんね。
本当に新鮮なココナッツミルクは香よくおいしいものです。

アイサクリーム カティの作り方

参考までにココナッツアイス、アイサクリーム カティがどうやって作られるか書いておきます。
昔はシャリッとシャーベット感が強かったのですが、近年はずいぶんクリーミーになってきました。

材料

ココナッツミルク 800g
砂糖 1カップ
塩 小さじ1/2

※人によっては卵の白身やコーンスターチを添加することもあります。

ココナッツミルクを搾っているところ

新鮮なココナッツミルクを搾っているところ

作り方

・材料を混ぜて火にかけ、沸騰したら冷まし冷凍庫へ
・固まりかければミキサーなどでよく混ぜ再び冷凍。これを2,3度繰り替えす。
・最後にかき混ぜるとき好みて具を追加。

トッピングが楽しいタイアイス

タイのアイスの楽しさは何と言ってもトッピング。
まず欠かせないのがピーナッツ。市販のアイスクリームにもかかっているものが多いですよね。
でもタイの場合、煎りピーナッツ。しかも砕いてないことすらある。これがいいんです。
それから、カボチャのシロップ煮、ジャックフルーツ、ルーグチット(砂糖ヤシの胚乳)、コーン等々。
日本では信じられないようなものまでのせちゃいます。

アイスにはモチ米が定番

信じられないトッピングの極めつけは甘いモチ米。
「ええ!」
なんて言わないで下さい。
アイスには甘いモチ米、というのが定番なんです
タイ菓子は伝統的にモチ米を使ったものが多いことからその流れではないかと思います。
またモチ米はアイスの冷たさを緩和するのにとても効果的。
このモチ米のことを「甘く煮たモチ米」とか適当に書く人が多いのですが信じちゃだめですよ。
あれは普通に蒸したモチ米に甘いココナッツミルクを混ぜてつくります(カオニオ ムーン)。

買える場所と買い方

町中でもけっこうアイス屋さんが店を出しているしチェーン店もあります。
もちろん、フードコートやショッピングモールでも見かけないことはありません。
でも、何と言っても感じが出るのはバイクに店を連結した移動式屋台。子供たちにもお姉さんたちにも人気です。
買い方は、好きなアイスを指さして好きなものをトッピングしてもらうだけ。

バイクに乗ったアイスクリーム屋さん

子供たちに人気。バイク式移動販売のアイスクリーム屋さん。

容器は、カップ、コーン、それからパンに挟む、という選択もあります。
タイでは昔からどういうわけがアイスをパンに挟んで食べる習慣です。
食パンに挟むもよしハンバーガー用バンズに挟んでアイスドッグにするもよし。
色々な楽しみ方ができるのがタイのアイスです。

私流アイサクリームカティの食べ方

先日、つれあいが隣村の市場でアイサクリームカティを買ってきました。
アイサクリームはアイスクリーム。カティはココナッツミルクのことです。
ココナッツミルクと砂糖、塩、のみが原料の手作りアイス。
9球入りが30バーツ。いくらタイでも安過ぎる。
自分の家のココナッツを使っているからこそできる値段。

ココナッツアイス

取り方が下手でかなり崩れてますがこれで100円ぐらい

それに自家製のクラッシュピーナッツをとにかくバッカみたいにかけ、ルーグチット(下記参照)をこれまたどっさりトッピング。
ああ、幸せ。
この食べ方にすっかりはまってしまい、ここのところ毎日食べています。

サツマイモの甘煮とココナッツアイス

ある日、娘が日本からサツマイモの甘煮を買ってきました。
甘あああい甘あああいサツマイモの甘煮。
娘はこれをデザートと勘違い。
タイはこれほど甘い物をご飯と食べたりはしません。
総菜だということを知ってびっくりしていました。
タイアイスにはサツマイモのシロップ煮をトッピングすることがあります。
もしかするといけるんじゃないかと思い、この甘煮をアイスに添えたところ、ナイスなマッチングでとてもおいしかった。
これ、本当によく合います。ぜひお試し下さい。

世にも不思議なフルーツ、ルーグチット

アイスクリーム、氷菓子、あん蜜、けっこう色々な菓子に使われているのですが、日本人でルーグ チットをご存知の方は少ないのじゃないかと思います。
ルーグチットの外見は白い練り物。
味は無味に近く、むにゅっとした歯ごたえ。
これがチット(サトウヤシ)という植物の実だと知ったときはたいていの人が驚きます。
とてもじゃないけど植物の実には思えません。

ルーグチットは砂糖ヤシの実の胚乳

半透明の丸っこいのがルーグチット

ルーグチットはサトウヤシの実の中にある胚乳なのですが、その実のつき方を見てまたまたびっくり。
マンゴスチンを小ぶりにしたような実が数十数珠繋ぎになって、枝垂れ柳のように垂れ下がります。
しかもこいつは15年以上にならないと実をつけず、しかも最大で生涯に4度ほどしかならないのだそうです。
つくづく驚かされるフルーツ。
こんなに貴重なのにスーパーなどでは数十バーツで売られています。
瓶詰やドライもありますからお土産にもよいかもしれません。
シロップ浸けをそのまま食べてもいいし、色々な菓子に使うこともできますよ。

 

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