パクチーよりすごいパクチーシードの利用法とその効果

一般

パクチーは本来薬味。
その健康効果についてあれこれ書く記事が多いですが、
実際にそれらの効果が感じられることはほとんとありません。
実は、パクチーがすごいのは葉ではなく種(実)。
今回はそんなパクチーの実についてのお話。

 

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タイ伝統医療におけるパクチーの実

日本では生鮮パクチーのことばかり取り沙汰されていますが、パクチーのすごさは生鮮パクチーではなく実にあります。
サムンパイという生薬を中心としたタイの伝統医療によれば、パクチーの実は、健胃、食欲増進、消化促進、整腸、駆風(腸内のガスを排出)、腹の張り、胃もたれ、下痢(感染症によらない)、など、消化器官の健康維持、調整、改善によい、とあります。

*普通、種と思われているのは実で中に2つ入っている小さい粒が本当の種です。

*パクチーの実、種はタイ語でメット パクチーです。

すごいぞパクチーの実!

パクチーの実の何がすごいのかというと即効性。
パクチーの実、即ちコリアンダーシードは西洋医学でも消化器官によいとされ、誰もがすぐに感じ取れるほど即効性があります。
よくサイトに書かれている食品類の効能は、含まれる成分、たとえばビタミンCを多く含むから肌によい、とか、理論上、そういう可能性があるという程度。机上の空論的みたいなものです。

パクチーの実

生のパクチーの実

実際、身体に良いといわれる野菜や果物を食べてパッとその効果を感じられたことがありますか?
まずないでしょう。
素人があまり書き立てたくはないのですが、パクチーの実は経験上、確かに効果が見られます。

パクチー ティーの作り方

料理に香辛料として使う場合は粒のまま。
薬効を期待する場合はお茶(スパイス ティー)にして飲むことが多いようです。
パクチー ティーは、パクチーの粒、あるいはパウダーをティーバッグに入れ、熱湯を注ぐだけ。
紅茶の葉やほかのハーブを入れて楽しむ手もあり。
量は適当でかまいません(小さじ1~数杯程度)。

我が家の利用法

ついでに自分のやっている方法をご紹介したいと思います。
まずパクチーの実をフライパンでよく煎ります。
そして熱いうちに細かく砕きます(家はタイ料理用の臼を使用)。
これだけ。

フライパンでパクチーの実を煎る

フライパンでパクチーの実を煎る

細かく砕いた方が口にしやすいものの、粉末にまでするとよくむせるので注意してください。
保存は瓶などに入れて冷蔵庫へ。
これを食後に小さじ1、2杯。よく噛んでチューチュー汁を吸い取った後、カスをぺっぺっと吐き出しています。
別に食べてもかまわないのですが、色々試してみた結果、ぼくにはこの方法が一番効果的で身体に合うようでした。

パクチーシードはあくまで健胃剤

パクチーの実は確かに胃によい効果があります。
ただ、注意して欲しいのは、本格的に胃が痛くなってでは遅いということ。
パクチーの実は治療薬ではなく、痛くなる前、胃を健康に保つのに役立ちます。
腹が張って不快なとき、コーヒーを飲んで胃がきゅっとなったときなどにどうぞ。
すぐにゲップが出て症状が軽減します。
あ、パクチーの実は整腸作用もあるため、食べたり飲んだりした後、人によってはやたら屁が出ますので周囲の迷惑にならないようお気をつけ下さい。

パクチーの実の入手法

パクチーの実は香辛料としてタイ料理に欠かせないものですから市場やスーパー、至るところで売られています。
とても安いのですが、実を採ったままで選別をしていないことが多く(しているものもある)、乾燥も不十分だったりするので、買ってきたパクチーの実はまずカスや茎などを取り除き天日でよく乾かした後、袋に入れて保存。必要に応じて炒ります。

パクチーの実を臼で潰す

パクチーの実を臼で潰して食べやすくする

香りが飛ぶので洗わない方がいい、と売り子はいうのですが、泥などが付着している場合もあり、こういうやつは水洗いしてから天日で乾かします。
日本ではネット販売で簡単に手に入れられるようです。
日本人用であれば泥がついていたりゴミが入っていることはまずないでしょう。

過剰摂取した場合の作用

過剰摂取については、生鮮パクチーとほぼ同様。
・体臭を強くし、めまい、物忘れしやすくなる、などの弊害。
・下痢、腹痛、生理不順、欝、皮膚の痒み、炎症、アレルギー、などを引き起こす可能性がある。
・カリウムを多く含む食品のため、摂取量が制限されている人は注意。
・血糖値、血圧を下げることがあるので、糖尿、低血圧、その関連の薬を服用している人は注意。
・授乳中、妊娠中の摂取については確かなことがわかっていないため大量の摂取は控えるべき。

パクチーの実には殺菌作用や抗酸化作用などによる消臭効果がある、と日本のサイトに書かれていることが多いのですが、タイ式生薬では逆に過剰摂取すると体臭がきつくなる、とされています。
根拠は不明で、もしかすると、パクチーの匂いが身体に染み付く、といったイメージからきているのかもしれません。
どちらが正しいのかはわかりませんが、自分の場合でいうと、匂いが消えることも匂いがきつくなることもないようです。

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